番外編:いつかの世界 第三者side ページ13
リムルがゴーレム、エレメンタルコロッサスと戦う中、Aは子供たちと嵐牙の傍で、戦い、それもエレメンタルコロッサスの動きを注視していた。
初見のリムルを相手に、エレメンタルコロッサスは十分な力を発揮している。
つまり、とても都合の良い情報収集のタイミングだったのだ。
その戦いから更なる改善点を見つけ、改造する予定を早くから立て始めるA。
Aは声の主、ラミリスと共にエレメンタルコロッサスを改造していたのだった。
しかし、戦いは直ぐに終わりを迎える。
チート級のスキルを多く持つリムルには、エレメンタルコロッサスはさほど強敵ではなかったのである。
その事をAは知っているが、ラミリスは知る由もない。
リムルのエレメンタルコロッサスを壊すという宣言に、全く動じず未だ勝気だ。
リムル「操糸妖縛陣」
ラミリス＜なっ…！私たちのエレメンタルコロッサスが！＞
しかし、ここで壊されてはAも楽しみを1つ失ってしまう。
そこで、Aはやっと動いた。
「ラミリス。お遊びはもうお終い。早く謝っておかないと、本当に壊されちゃうよ？」
突如、Aが声の主と思わしき人物に呼びかけたことで、リムルたちは驚きに包まれる。
その事で、リムルも動きを止めた。
ラミリス＜はい！はいはいはい！＞
Aの言葉のお陰か、ラミリスは大慌てで飛び出してくる。
ラミリス「たった今、恥ずかしながら降参しに参りました！」
ラミリスはピシッと敬礼し、それにAは苦笑いした。
放心状態が続く中、Aの“エレメンタルコロッサスを離してやってほしい”という言葉に、リムルは驚きながらも従った。
その時には、Aの手でエレメンタルコロッサスの停止状態にされていた。
その事に、仕事が早いと更に驚く。
驚くついでに疑問に思った。
何故、Aが飛び出してきた妖精、ラミリスと知り合いなのか。
という、当然の疑問である。
そうして、その疑問を解消しようと、Aがラミリスに自己紹介するように提案した。
ラミリス「我こそは偉大なる…ぶっへ！」
噛んだ…
リムル一行の心がひとつになった瞬間である。
そんな中、心配されながらも、ラミリスはもう一度初めから自己紹介を始めた。
ラミリス「我こそは偉大なる十大魔王が1人、迷宮妖精のラミリスである！」
リムル「魔王？」
全く信じる気がなさそうなリムルたちの為に、Aが付け加えた。
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ふゆねこ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます🙂早く3期来て欲しいな笑 (9月4日 0時) (
レス) id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
メア様推しの人 - 一日で全部読めなかった〜 (2023年5月7日 9時) (レス) id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (2023年4月12日 20時) (レス) @page18 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！アニメが待ち遠しいですね〜(それまで多分、更新できない…) (2023年3月13日 21時) (レス) id: c8f81ce0da (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月12日 22時) (レス) @page18 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 | 作成日時：2023年1月25日 22時
