第7話 ページ8
〜日高side〜
それは奇跡と言ってもいいほどだった
BARじゃないのに彼女に会えた
運命とまで思った
少し時間があるしお茶にでも誘おう
以前の俺なら思いもしなかったことだ
でも声をかけたのは俺じゃなかった
A)あっ、
聞いたことない彼女の声
とても新鮮で思ったより声が高くて
日)…あ
そして彼女は俺にお辞儀をする
A)どうも、
どこか素っ気なくてすぐその場を立ち去ろうとする彼女、でもそうはさせないと俺の腕が言う
日)ちょっと、付き合って、
そして俺は喫茶店へ彼女を連れていく
日)あと1時間くらい暇でさ、ごめん、呼び止めたりして、あ、なんか用事だった？彼氏とデート、とか？
何か話そうとして口が勝手に喋る
凝視する彼女、それもそうか…
彼女からしたら"変な人"だもんな
A)大丈夫です、彼氏なんかいません、今日は、その、好きな人の命日で…
うつむきながら話す彼女
どうして俺なんかに話してくれるの？
疑問をもつけど今は言わない
もっと君を知りたいから
A)じゃ、そろそろ、
日)あ、うん、ねぇ今日夜会いたい
勝手に話す口のせいにはできないこともある
これは俺自身の気持ちで言った言葉
受け入れてくれるとは思ってない
でも彼女は少し間を置いてこういった
A)…たまたま会ったらいいですね
少し笑っていたのは気のせいか
彼女の歩くヒールの音を
心臓の音と重ねる
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MiSuMi(プロフ) - sunny Juliさん» ありがとうございます！遅れていてすみません… (2018年8月27日 19時) (
レス) id: e275e6e2b5 (このIDを非表示/違反報告)
sunny Juli(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2018年8月26日 21時) (レス) id: c72d49706b (このIDを非表示/違反報告)
希美(プロフ) - さゆさん» 了解でふ (2018年7月22日 0時) (レス) id: 187a4de90d (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 是非ともいれてくれてください。お願いします！ (2018年7月21日 23時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
希美(プロフ) - さゆさん» おお、ありがとうございます(泣)貴重なご意見！ぜひ入れさせて貰おうかな… (2018年7月21日 9時) (レス) id: 187a4de90d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MiSuMi | 作成日時：2018年7月19日 0時
