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いろいろあったけど俺らはずっと一緒にいた
大親友になるくらい仲良くなった
喧嘩したり勉強したり家に泊まったり
いろいろした
でも俺はいつからかAの事を親友として見れなくなっていた
ずっと俺だけを見てほしい
俺から離れないで欲しい
Aに好きだと伝えたい
でもきっと伝えてしまえばAを困らせてしまう
初めての親友が自分に恋愛感情を持っていたなんて知ったら悲しむから
だから俺は伝えない
この気持ちは俺が死ぬまで隠し続ける
そう誓った
だいぶ遼君視点が長づきました続きから夢主視点に戻ります (またすぐ遼視点に戻るけど)
↓
初めて親友と言える人ができた
両親が死んでから心にポッカリ穴が空いたみたいで寂しかった
母さんの方の親戚に引き取られて愛情を渡してくれたけど寂しさが埋もれる事はなかった
でも遼が親友になってくれてその穴が少しずつ埋もれていった
遼のお陰で両親の死から少しだけ立ち直る事ができた
遼だけはずっと一緒にいてくれるそう信じていた
信じていたのに...
遼「っ...A 大丈、夫か」
なんで...かな
どうして僕の大切な人は皆んな僕の目の前で消えていくんだろ
遼といっしょに学校から家に帰っている時僕らに向かって車がもうスピードで突っ込んできた
咄嗟に避けたため当たりはしなかったが
僕は足がもつれて転んでしまった
ちょうど僕の真上には看板があって
老朽化した古びたマンションだったためで車がぶつかった衝撃で繋ぎ目から折れ、その大きな看板が僕に向かって降ってきた
それを遼は庇ってくれて僕の代わりに下敷きになった
遼がいるところからどんどん広がっていく赤色
そしてだんだん白くなっていく遼の顔
僕は急いで救急車を呼び
来るまで遼の名前とごめんを言い続けた
今日はいつもと違うこっち側から帰ってみようと言ったのは僕だったからだ
つまり今日僕がそんな事を言わなかったら遼は事故に会わなくてすんだのだ
「ごめんっごめん遼
僕が今日こっち側から帰ってみようなんて言わなかったら今頃家にっ」
遼「A...大丈夫だから...ちょっと...俺に顔近づけ、てくれ」
僕は言う通りに遼に顔を近づけると
チュッ
口にキスをされた
「えっ」
遼「A...俺なずっと、お前が好きだったよ
返事はしなくていい...から
その変わり自分の夢を叶えろ
俺との最後の約束だ」
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ミミリー(プロフ) - 天然石さん» その舞台はコナンの世界ではなく主人公の世界だったのでおそらくそうだと思います。主人公は猫達が入っていたダンボールだかに警察学校組の名前が書いてあってやっぱり君たちコナンのキャラだよなってなっていました。 (7月18日 21時) (レス) id: de9a3dd341 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 小説についてのお話をお伺いしたくきましたそれは逆トリップと言う形でと言うことでしょうか? (7月18日 20時) (レス) @page22 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 最高です!掛け持ち大変ですけど、頑張って下さいね!応援しています。 (2022年8月18日 20時) (レス) id: db64516f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミリー | 作成日時:2022年7月2日 1時