256 ページ6
→
飯田｢こら、麗日君！室内を走っては危ないぞ！｣
麗日｢すみません･･･。｣
飯田｢椎名君も久しぶりではないか！
少し痩せた気もするがご飯は食べているのかい？
どこか顔色が悪いようにも見受けられるが･･･。
活動はちゃんと質の良い生活があってこそ！
そうだ！オレンジジュースをやろう！オレンジジュースは･･･｣
「「おかんか！！」」
ここにも一人
別の意味でマシンガントークを始めた飯田君に
一斉に突っ込むクラスメイト
久しぶりに
帰ってきたなぁ。って思えたのも束の間のことだった
切島｢そういうのは彼氏である轟の役割だって！な？｣
轟｢･･･あ、あぁ｣
切島｢？どうした？なんか元気なくね？｣
芦戸｢あ！久しぶりに彼女に会えたのにゆっくり話せないから皆に嫉妬してるんでしょ！｣
瀬呂｢なんだよお前らラブラブだなぁ〜｣
轟「『･･････』」
どんどんと膨れ上がっていくヤジに
気まづくなっていく私達
実の所
あの日以来はっきりと顔を合わせるのは初めてで
どうしていいか分からない空間が
2人の間に流れているのだ
とはいえ個人的事情
そんなことを到底言えるわけもなく
そんな違和感にいち早く察知したのは
空気の読める男Ｎｏ．1の尾白君だった
尾白｢そ、そういえば椎名朝飯食べた？｣
『まだだけど』
尾白｢そろそろ時間だし皆で食べようよ！｣
飯田｢それはいい！皆で食べると更に美味しく感じるしな！｣
尾白君らしい、気を遣って言ってくれた提案
しかしながら私の口から出てくるのは
｢あー、｣なんて歯切れの悪い言葉達で
『私この後予定があってすぐ出なきゃで･･･、』
ココには荷物を取りに戻っただけ
残念ながら朝食を共に出来る時間まではなかった
『せっかくなのにごめんね』
尾白｢気にしないで！予定あるなら仕方ないよ！｣
『ありがとう』
優しい尾白君に感謝をして
早速部屋に戻ろうかと思えば
腰に抱きついたままのお茶子ちゃんの腕に
グッと力を込められた
麗日｢Aちゃん。ほんまに大丈夫なん･･･？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lin(プロフ) - なぎささん» そんなにも読み返して貰ってるとは･･･！ その一言でめちゃ頑張れます(><) 素敵なコメントありがとうございます！！ (2020年11月17日 17時) (
レス) id: d29197c3df (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ - まじで神作品。もう何周したことか・・・更新頑張ってください！轟くん尊い・・・ (2020年11月16日 15時) (レス) id: a61705a3c8 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - 四つ葉見つけたさん» おおお！すごい偶然！！ 設定をしっかりと読んでもらえていたことに感謝です！ 応援ありがとうございます^ - ^ (2020年10月24日 17時) (レス) id: d29197c3df (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉見つけた(プロフ) - 椎名ちゃんの誕生日、3/31ですよね？私と同じ誕生日だった（）面白いです、更新頑張ってください！！ (2020年10月24日 14時) (レス) id: 550a2fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
