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【翌朝】
『･･･料理、出来たんですね』
アジトは一応一軒家仕様
共有スペースとそれぞれの部屋が何室か
っていう感じで出来ているんだけれど
起きてリビングに向かうなり
出来上がった料理を見て驚いた
窪田｢一人暮らしだしこれくらいね｣
『これ、くらい･･･？』
見るからにどう作るかも分からないもの達を
これくらいと言える彼に驚きが隠せない
そもそも一応私も一人暮らしです
設楽｢えぇ、椎名さん料理出来ないんですかぁ？｣
『全く』
設楽｢女子力低〜！
そんなんじゃ彼氏に振られちゃいますよぉ｣
昨日からここに泊まり始めた彼女は
やっぱり朝から絡んできた
『料理できないと振られるんですね』
窪田｢いやいや！そんなことないから！？
彼、そんなんで振るようなタイプじゃないでしょ！？」
『多分？』
窪田｢それに料理は数こなせば上手くなるし！｣
『私、壊滅的にセンスないんで大丈夫です』
設楽｢椎名さんドンマイでーす」
窪田｢先輩を煽んないの！｣
そんなこんなで騒がしい朝食は始まり
想像通り味はかなり美味しかった
流石に申し訳ないのでお皿洗いをして
早速プランの再確認
窪田｢まず今日の夕方Aちゃんがボスと接触
人質となって地下へと侵入
その後翌日の午後23時
Aちゃんからの連絡をうけ次第
設楽ちゃんがビルに潜入
10分以内にボスの部屋に辿り着きそのまま確保
Aちゃんは必ず捕まってる女性を連れて10分以内にビルを出ること｣
ザーッとされた大まかな説明
ここから細かく不充足な点を継ぎ足していくのだけれど
『1つ訂正
私からの連絡はまたず23時決行で大丈夫です』
窪田｢･･･Aちゃん？｣
『助けるとは言ったものの地下に関しては未知数
何が起こるか分からないので
応答がなかった場合はいないものだと判断して任務続行お願いします』
つまりそれは
23時10分を過ぎた時点で
地下から出れなかった場合爆破されるということ
普通なら反対されるであろう意思も
決して折れる気がないことが伝わったのか
軽くため息を吐いて
窪田｢わかった
その代わり何がなんでも脱出すること｣
『はい。了解しました』
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?ミズクラゲ?(プロフ) - 尊さのあまり130話涙出るんだが…何回も読み返してます！更新停止になっちゃったのは悲しいですが、楽しみに待ってます！ (2021年11月9日 17時) (
レス) @page36 id: d5d19811bb (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ナギサさん» コメントありがとうございます！！ もう暫く焦れったい期間は続くと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです ^^ (2020年5月23日 14時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - 読んでてとても楽しいです。轟くん…頑張れ！ (2020年5月23日 8時) (レス) id: 0d12511f2e (このIDを非表示/違反報告)
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