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泣きながら全速力で逃げの一手をとる紫頭
しかも脱出ゲートとは反対の方向
瀬呂君は既に先生の個性
�猝欧蟾甅�
で、KOからの膝枕されてるし
(ここからめぼしい情報を得るのは無理かな)
情報は少しでも多く
それは校内の演習試験でも同じだったのに
ﾘｶﾊﾞﾘ-｢あぁいう子はここで生き抜くには辛いかもねぇ
｢なんとなくヒーローをやりたい｣
で登れるほど優しい道じゃないんでね｣
自分に刺さる言葉だった
なんとなく。とかいうレベルじゃない
そもそもなる気もない人間がココにいてもいいのか
1度解決した筈の悩みは
またフツフツと浮かび上がってくる
(･･････やだな。)
こういうことを考えるのも
こういうことに悩んでしまうのも
全部。全部･･･。
麗日｢Aちゃん？｣
『･･････あ』
麗日｢俯いてどうかしたん？｣
麗日ちゃんの言葉で
一気に現実へと引き戻される脳
そもそも私は考えることを放棄した人間
考えた所で解決しないんだから意味ないのに
『なんともないよ』
ここにいる自分に集中しよう
出来ることなんてそれくらいしかないんだから
心配そうな麗日ちゃんの視線を感じながらも
モニターで演習の動向を見つめる
峰田｢うわっ｣
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢時間いっぱいゲート前で陣座
そう思ってたけど
やっぱりそれじゃああんまりだよね
ぴーぴー喚いて逃げられちゃうと私
嗜虐心が疼いちゃって仕方ないの｣
ムチを持ちながら
教師とは思えない笑顔で歩み寄っていく先生
『ドSタイプ』
緑谷｢椎名さんはなにか対策考えた？｣
『弱点っぽいものは探してるんだけど』
二人の行動のお陰で
なにせ情報量が少ない
眠っちゃったら一人だとどうしようもならないし
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ｢鼻でも口でも一呼吸しちゃえば貴方は終わる
その状態で何が出来るかしら？｣
『おぉ』
ペラペラと喋ってくれたお陰で
見え始めたクリアへの滑走路
そうこうしてるうちにブザーが鳴って
【峰田・瀬呂チーム条件達成】
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?ミズクラゲ?(プロフ) - 尊さのあまり130話涙出るんだが…何回も読み返してます！更新停止になっちゃったのは悲しいですが、楽しみに待ってます！ (2021年11月9日 17時) (
レス) @page36 id: d5d19811bb (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ナギサさん» コメントありがとうございます！！ もう暫く焦れったい期間は続くと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです ^^ (2020年5月23日 14時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - 読んでてとても楽しいです。轟くん…頑張れ！ (2020年5月23日 8時) (レス) id: 0d12511f2e (このIDを非表示/違反報告)
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