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開きたくなかった
奥底に沈めていた感情
突然の衝撃に
脳がハンマーで殴られたような痛みを帯びた
緑谷｢ど、どうして僕が椎名さんを･･･。｣
麗日｢いつも一緒にいるから。なんとなく｣
｢僕、そんなに分かりやすいのかな｣
なんて考えてしまってる時点で
彼女に対して好意があるのを認めているようなものだ
でも彼女はもう人の者だから
迂闊にそれを口走って困らせたくない
緑谷｢そういうのじゃないんだ
椎名さんは入学前から知り合いで
僕に勇気をくれた。憧れ？みたいな｣
麗日｢憧れが好きになることもあるやん！｣
緑谷｢そ、そうかもしれないけど！
どうしたの？なんか麗日さんらしくないよ？
それに僕は二人きりにしてあげたいと思ってて･･･。｣
女子とこういう話をしたことがないから
どう対応していいのか分からず
こんがらがったまま言葉を紡げば
ピタリと麗日さんの動きが止まった
麗日｢ごめん、私が轟君に意地悪しすぎなんよな｣
緑谷｢えっと｣
麗日｢ちょっと頭冷やしてくる！｣
緑谷｢麗日さん！！｣
突然走り出してしまった麗日さん
追いかけるべきか否か
悩んでるうちにその姿は小さくなっていって
緑谷(狼狽えてたって仕方ないだろ！！)
僕の発言のせいでこうなっているんだ
追いかけなければ男じゃない
緑谷｢どこにいるんだろ･･･。｣
轟君に離れることをLINEで送り
暫くモール内を探し回るも一向に見つからない
闇雲に探すよりも一度連絡をとって･･･。
そう考えてスマホを取りだした時
突然後ろから誰かに肩を組まれた
「お、雄英の人だすっげ。サインくれよ｣
緑谷｢す、すいません僕ちょっと急いでて！｣
「そう言うなって
ホント信じられないぜ。こんな所でまた会うとは」
緑谷｢･･････！？｣
聞き覚えのある声
嘘であって欲しいと願いながら振り返った先には
やっぱりその男がいた
緑谷｢死柄木･･･、弔｣
死柄木｢自然に。旧知の友人のように振る舞うべきだ
決して騒ぐな。落ち着いて呼吸を整えろ
俺はお前と話がしたいんだ｣
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?ミズクラゲ?(プロフ) - 尊さのあまり130話涙出るんだが…何回も読み返してます！更新停止になっちゃったのは悲しいですが、楽しみに待ってます！ (2021年11月9日 17時) (
レス) @page36 id: d5d19811bb (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ナギサさん» コメントありがとうございます！！ もう暫く焦れったい期間は続くと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです ^^ (2020年5月23日 14時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - 読んでてとても楽しいです。轟くん…頑張れ！ (2020年5月23日 8時) (レス) id: 0d12511f2e (このIDを非表示/違反報告)
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