辛さもみんなで乗り越える <すとぷり>

黄色いプリンスの痛み 3話 ページ8

ころんside

｢ありがとー！｣

リスナー｢キャー！｣

舞台袖

ふー楽しかった！

り｢ころちゃん！！！｣

莉犬が息を切らしながらぼくに近づいてくる。

｢どしたの。｣

り｢るぅとくんがﾊｱﾊｱ、怪我して…！｣

ﾀｯﾀｯﾀｯ

思うより先に身体が動いた。
るぅとくんが怪我…？やばいやばい。

ﾊﾞﾀﾝ！(ドアを開ける音)

ドアを開けるとソファに顔をしかめながら
座っているるぅとくんがいた。

｢大丈夫なの！？足首？ちょっと氷取ってくるね！スタッフさん！氷ありますか！？｣

自分でもおかしいくらい動いている。

氷を手に取りすぐにるぅとくんの方まで戻る。

｢るぅとくん！｣

る｢ころちゃん。大丈夫。少し捻っただけだから
ｲｯ！たー…。｣

｢るぅとくん無理しないで！｣

こうやって無理しちゃう所は直らないんだね。
次は僕とのコラボ。絶対サポートしてみせる！

｢次はるぅとくんとだね。るぅとくん立てる？｣

る｢う、うん。｣

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
るぅとside

どうにか舞台袖まで来た…。
足の痛みは…全く引かない。
でもころちゃんに迷惑かけるわけには…。

ｷﾞｭ。(抱きつかれる音)

｢！！｣

こ｢大丈夫。手繋いで肩くみながら行こう。
辛かったら歩かなくていいからね。｣

｢ありがとう。｣

ありがとね。ころちゃん。。

ライブ終了。

あの後病院に行ったら捻挫だと言われた。
いっぱい助けてくれたメンバーには沢山感謝
してる。僕はこれを作曲をして届けるんだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうですかね…。温かい目で見てください。。

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