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「裕太くん?」

声をかけるとハッと気付いた様に

「あ、なんでもない。」

そう言うと、立ちあがりキッチンに行ってしまった。

裕太くんは彼女いるのかな。
きっといるよね。カッコいいもん。

「ほら、Aちゃん飲んで?」

千賀くんが開いたグラスにビールを注ごうとする。
でも、ビールはそんなにたくさん飲めなくて断ろうとしたら

「これ、半分飲まない?」

って裕太くんが、桃のチューハイ持ってきた。

私が大好きな桃!

千賀くんには申し訳ないけど、ビールは飲めそうにないし、

「桃がいいな。」

って答えたら、

「同じグラスでいい?」

って聞かれて、優しいなって思ってたら

「うち、そんなにグラスたくさんありませんから。」

って、みっくんが口を突き出して答えた。
その様子を笑いながら、裕太くんがグラスにチューハイを注いでくれて
その脇で千賀くんがちょっといじけてる。

「たまぁ、俺にも注いで〜!」

と、裕太くんにグラスを差し出す宮田くんを

「宮田の分はない。」

って、一蹴する裕太くん。
裕太くん、優しいんだけどなぜか宮田くんには厳しいんだ。
2人の関係性って不思議だけど、おもしろい。

お酒もすすみ、二階堂くんと千賀くんは完全に寝ちゃってる。
みっくんが2人は泊まらせるから大丈夫って。
裕太くんと宮田くんと3人でみっくんの部屋を出ようとした時

「宮田、おまえもミツ先輩ん家に泊まっていけ。」

って言って、裕太くんが扉を閉めた。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年12月8日 20時

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