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みっくんが集まったみんなを紹介してくれた。
両隣の二階堂くんと千賀くんがひっきりなしに質問を浴びせてくる。
そして到着早々、裕太くんのところに向かった彼、宮田くんは裕太くんとお互いにちょっかいを出し合いながら楽しんでいる。
みっくんは話もそこそこ、食べることに夢中。
「Aちゃんは、なんの仕事してるの?」
二階堂くんが言う。
「あ、うん。KFハウジングで働いてるの。」
すると裕太くんとじゃれ合っていた宮田くんがひらめいたように言った。
「そこって今度、玉が就職するとこじゃん!」
え?
みんなの視線を一斉に浴びた裕太くんは赤くなりながら
「うん、そう。」
と答えた。
うちの会社?!
「今、院生なんだ。今年卒業して4月から就職する。」
「そうなの?!」
裕太くんが春から同じ会社にいるなんて!
こんな偶然あるの?!
嬉しい・・・かも。
「ところでさ、Aちゃんって彼氏いるの?」
今度は千賀くん。
「・・・いない、いない。」
「本当に〜??」
二階堂くんと千賀君くんが声を揃えて疑ってる。
彼氏かぁ・・・随分長いこといないなぁ。
「おまえら、いないからって俺の大事な従妹に手出すなよ!」
みっくんが言うから、二階堂くんと千賀くんがブーブー言ってる。
ふと視線を感じた。
裕太くんがこっちじっとを見ている。
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作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年12月8日 20時