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とにかく返事しないと。
あの時のお礼も言いたいけど・・・
それは、やっぱり直接言いたい。
来たばかりのメールを何十回と読み返し、文章を考える。
メールってこんなに難しかったっけ?
そもそも、なんでこんなに考えてるんだ、私。
あぁ、もう普通!普通でいいの!
「昨日は送っていただいて、ありがとうございました。
二日酔いは大丈夫です。
はい、また来週会社で。
先輩の番号とアドレス登録させて頂きます。 池崎A 」
あぁ、
「私も楽しかったです。また行きたいです。」
とか
「先輩は二日酔い大丈夫ですか?」
とか
そういう可愛げのあることは書けないのか!
と、送信してから後悔しても、もう遅い。
携帯を握ったままベッドに仰向けになり天井を仰ぐ。
里香ちゃんだったら、きっと可愛いメールが返せるんだろうな。
そんなことを思っていたら、再び携帯が鳴った。
もしかして藤ヶ谷先輩??
ディスプレイを確認するとメールではなく電話の着信。
名前は「北山 宏光」。
「もしもし。」
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作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年12月8日 20時