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藤ヶ谷先輩は私のコートとバックを手に持っていた。
「おまえ、眠いんだろ。
無理しないでそろそろ帰っていいよ。」
「大丈夫です。最後まで付き合いますから。」
って言ったんだけど、やっぱり眠くて。
「ほら、帰るぞ。」
先輩は私の腕を引っ張って、店を出た。
そしてタクシーを拾って乗せてくれた。
先輩に挨拶しなきゃと思ったら、先輩も乗ってドアが閉まった。
「どちらまで?」
タクシーのおじさんが聞く。
「ほら、おまえん家どこ?」
「えっと、オモツキ公園まで行ってください。」
タクシーが走り出した。
「藤ヶ谷先輩も帰るんですか?」
「あぁ、俺も眠いし。
あいつらに付き合ってられないからな。」
「いつも朝まで歌うんですか?」
「いや、久しぶりにカラオケ行ったよ。あいつら、Aと一緒でテンション上がったんだな。」
「そうなんですか?
私も先輩たちとご一緒できて楽しかったです。」
「そっか、じゃぁ良かった。」
先輩が微笑む。
1人暮らしをしているアパート近くの公園でタクシーを降りると、
当然のように先輩も降りてきた。
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作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年11月26日 23時