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先輩たちと飲む時間はあっという間だった。

「Aちゃん、またおいでね。」

ヨシさんが笑顔で送ってくれた。

でも、裕太くんはいない。

気になって遠目からキッチンを覗いてみたけど居ないようだった。



店を出たときは12時を過ぎていた。
終電逃して帰れない。
と、思っていたら

「Aちゃん!
カラオケ行くよ、カラオケ!」

牧田先輩に腕をがっしり掴まれて、カラオケBOXに連行された。

部屋に入ると、早速メニューを見てお酒を決めている。

さっき、あんなに飲んだのにまだ飲むんですか・・・。

「Aちゃんは何にする?」

牧田先輩がメニューを渡してくれる。
でも、お酒はもういいや。

「私、ピーチティーにします。」

「ピーチティーって。おまえ、かわいいな。」

藤ヶ谷先輩がまるで子供をあやすように言う。

「Aちゃん、それソフトドリンクだよ!
アルコールいこうよ!」

酔った牧田先輩が言う。

「律子、お前は好きなだけ飲め。」

藤ヶ谷先輩が牧田先輩と私の間に入り

「無理するな。」

と優しく微笑んだ。




3人は相変わらずお酒を飲みながら、それぞれの歌を楽しんでいる。
私も時々マイクを持たされながら、ソフトドリンクで頑張る。

どうやらこのまま朝まで歌う気らしい。
しかもお酒が入ってるから、先輩たちテンション高い。

私は、というと、だんだん眠たくなってきた・・・。
先輩たちに付き合うために眠気を覚まそうと、トイレに立った。

トイレから出ると、壁にもたれて待っている藤ヶ谷先輩の姿があった。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷大輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年11月26日 23時

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