検索窓
今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:27,114 hit

14 ページ14

お酒を運んできてくれたのは裕太くん。

「おい、裕太大丈夫かよ?おまえ細いからな。」



思ったよりも勢い良く置かれたトレーの音に驚いて横尾先輩が言う。

「すみません、ちょっと手が滑っちゃって。」

グラスに注がれたビールが2つと、それとは違う形のグラスに注がれたビールが2つ。

「あれ?裕太くん。
なんか2つだけグラス違うよ?
わかった!グラス足りなくなっちゃったんでしょー?」

牧田先輩がからかうように言う。

「違いますよ。
こちらの2つはシャンディガフです。
グラスは充分足りてますのでご心配なく。」

「シャンディガフ?頼んでないんだけど?」

「ご注文頂きましたよ。ごゆっくりどうぞ。」

裕太くんがキッチンに戻っていく。

牧田先輩と横尾先輩はお互い顔を見合わせて、首をかしげている。
そこへ藤ヶ谷先輩が戻ってきた。

「なに、どうしたの?」

「あ、太輔戻ってきた。なんか、わからないけどシャンディガフが2つ来たの。」

「あぁ、それ、俺が飲みたかったから変えてもらった。
ビールは2人のね。」

そう言って、牧田先輩と横尾先輩の前にビールを置く。
そして、シャンディガフが私の前に置かれた。

「Aもこれでいいだろ?」

「強制かよ。
Aちゃん、シャンディガフでいいの?」

横尾先輩の問いかけにコクコク頷いた。

シャンディガフ、頼もうとしてたやつ。
タイミング良すぎてビックリした。

藤ヶ谷先輩もシャンディーガフ飲むんだ。

15→←13



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷大輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。