検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:27,098 hit

13 ページ13

料理はどれも美味しかった。
話も弾み、当然お酒も進むわけで、あっという間にグラスが空いていく。

次はビールじゃなくてシャンディガフを頼もう。

「あ、わたし・・・・」

「ヨシさーん、ビール4つ!」

私の声は牧田先輩のオーダーでかき消された。

まぁ、いっか。

「ちょっとトイレ行ってくるわ。」

藤ヶ谷先輩が席を立つ。
それを見計らって牧田先輩が話し始める。

「ねぇ渉。珍しいと思わない?」

「なにが?」

「だってAちゃんを飲みに誘うって決まった時、店はここじゃないと思ってたから。
ヨシさんと裕太くんも驚いてたし。」

「確かに。俺ら以外の誰かをこの店に連れてくるの、太輔が嫌がるもんな。」

「そう。でも太輔がここにしようって言ったんだよね。
渉、太輔なんか言ってなかった?」

「さぁ?
Aちゃん、太輔に気に入られてるんじゃない?」

横尾先輩はニヤニヤしながらこっちを向く。

私が、藤ヶ谷先輩に気に入られてる?!

「まさか!!そんなことないですって。」

まともに話したのだって今日が初めてなのに。
そんなこと、あるわけがない。


ドン。

テーブルにお酒の乗ったトレーが置かれた。

「おまたせしました。」

14→←12



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷大輔 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Pyon-co | 作成日時:2014年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。