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じゅうろく ページ16

金子「おはよ」



『…おはよう、こざいます……。』



そうだった、昨日はネコさんの家に泊まったんだ


私、あのまま寝ちゃったのか……


思い出すだけで顔が熱くなる



金子「軽くご飯作ったからついでに食べてって」



『はい、ありがとうございます』







ネコさんとテーブルを挟んで朝食を食べている


……なんだか新婚さんみたいだな、なんて




金子「なんか新婚みたいやな笑」



『えっえすぱー…』



金子「エスパー?笑」



『あっいや、なんでもないです』





ネコさんも私と同じこと思ってるなんて


こんな小さいことでどうしようもなく嬉しくなる







金子「ご飯食べたし、もう帰る?」



『そうですね
…本当にありがとうございました』



金子「全然大丈夫やで笑
いつでも頼ってな」









『おはようございます!』



秋山「おはよー…ってもう昼過ぎ笑」



『今日も頑張りましょ!』




秋山「おー笑
あっそーだ、昨日ちゃんと早く帰った?
電車止まってたでしょ」



『その事なんですけど……』



秋山「もしかして、球場に泊まったとかじゃないよね?
今日早くからいたみたいだけど、」





本当は午後からの練習だったけど


ドキドキし過ぎてじっとしていられなくて


家に帰ってすぐに球場に来ていた






『いや…!球場には泊まってなくて
えっと、その…』



秋山「正直に言いなさい。」



『は、はい。えっと、実は…』




秋山さんの迫力に負けて、昨日の出来事を全部話すことにした







『あのすみませんでした…
早く帰れって言ってたのに』



秋山「女の子なんだから、そういうとこちゃんとしないとダメでしょ」



『はい…』



秋山「次は気をつけるんだよ
でも、まぁ……2人進展したんじゃない?」




『えっいや、ネコさん後輩思いだから泊めてくれただけで…!』



秋山「何とも思ってないやつのこと泊めたりしないよ」




『私もネコさんとそういう関係になれたら嬉しい…ですけど、』



秋山「1回頑張ってみようよ
何かあったら、俺も協力するからさ」



『ありがとうございます……
私頑張ってみます!』









頭の隅にはやっぱりあの元カノさんがチラついて



結局はあの人の方がいいのかな、とか思ったりもするけど



告白、頑張ってしてみようかな





ケンカはしちゃったけど


このお泊まりでもっとネコさん好きになって


もうどうにかなっちゃいそうで


この気持ちを伝えたい。

じゅうなな→←じゅうご



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汐泉(プロフ) - かなとさん» すみません外したつもりでした。ちゃんと確認してから投稿するべきでした (2019年10月16日 7時) (レス) id: efbe46face (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月16日 7時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汐泉 | 作成日時:2019年10月16日 7時

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