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悩みの種 ３７ ページ39
「蓮くん遅いね」
「はい.....」
１０時を過ぎても蓮くんが迎えに来てくれない
連絡も取れないし
もしかしたら
「由愛さんごめんなさい、私帰ります」
「えぇ？危ないわよ」
「嫌な予感がするんです」
「ちょっと！」
由愛さんの静止の声も聞かずに飛び出した
プルルルル
「はい」
「もしもし沙良、今会社？」
「うん、そうだけどどうかしたの？」
「あのね、迷惑かけるんだけど、いいかな？」
「いいよ、どんと来い！」
「あのね、営業部に蓮くんいるか確認してもらえないかな？」
「え？成瀬なら７時ぐらいに帰ってるの見たよ？」
「嘘でしょ.....」
「え、もしかして会えてないの！？」
「うん、連絡も取れなくて.....」
「まずいわね、私ももう仕事終わるから探すの手伝う」
「ありがとうっ」
携帯片手に愛する人を探し走った
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作者名：伊東と田中 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時：2019年10月26日 1時
