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「えっ?」
誠凛よりも広い体育館を見て発する第一言がカントクの驚きの声だった。
まあ、無理もない。
私たちが連れて来られたのは、片面が練習している体育館だった。
「……片面で…やるの?」
『もう片面は…練習中?』
「ってか、こっちのゴールは年季入ってんな…」
みんなが、納得いかないような顔でコートを見ていると
「ああ、来たか。
今日はこっちだけでやってもらえるかな」
海常のカントクらしき人にそう声をかけられる。
呆れたわぁ。苦笑
相当、舐められてんのね、笑
リコ監督も顔を引きつらせながら、挨拶をしみんなが気になっていたであろうことを尋ねた。
「あの…これは…?」
「見たままだよ。今日の試合、うちは軽い調整つもりだが…
出ない部員に見学させるには学ぶものがなさすぎてねぇ…
無駄をなくすため他の部員には普段通り練習をしてもらってるよ。
だか、調整と言ってもうちのレギュラーのだ。
トリプルスコアなどにならないように頼むよ。」
こんだけゆわれりゃあ流石にムカつく。
周りを見るとイライラしている先輩方。
いまにも殴りかかりそうな大我。
『大我。今は落ち着いて。』
殴りかかりそうな大我の腕を掴んでひとまずなだめる。
納得いかないような顔をしながらも一応、了承してくれた。
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いちごみるく(プロフ) - 日向順平は神さん» ありがとうございます(;_;)頑張ります!!! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
日向順平は神 - 素敵なお話ですね!更新頑張ってください (2020年3月7日 14時) (レス) id: d9754627b9 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます、そう言って貰えて嬉しい限りです、頑張ります(;_;) (2020年3月4日 22時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - いつもみてます!!ほんと面白いです!!更新楽しみにしてます!! (2020年3月4日 21時) (レス) id: ff548387d6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 番外編でもよろしいでしょうか!? (2019年3月19日 23時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺みるく | 作者ホームページ:http://Daisuki
作成日時:2017年1月3日 4時