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２８話 ページ31
「柊さんは使用人として仕えていますが一貴族に代わりはありません、ですのに横暴さもなく、心綺麗な方ですね」
「ありがとうございます、そんなつもりはないのですが.....」
「いえ、徒歩ならば私の馬車を貸しましょう」
「え、お気遣いなさらなくても....」
「私が柊さんにお礼をしたいのです」
「お礼をされるようなことしていないのですが.....」
「いえ、貴族とは何か、人間としても色々学ばさせていただきました」
「......分かりました、ありがたくお借りいたします」
「はい、私の名前は
「え、榊原様だったのですか！？」
有名な貴族だ
柊よりも格段に権力も上
なんて、無礼なことを.....
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作者名：伊東と田中 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時：2020年1月2日 2時
