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捜索7日目 ページ8

「沙良!」

翌日、私は何で昨日成瀬と一緒にいたのか聞くことにした

「どうしたの?」

「昨日さ、成瀬と何してたの?」

「え....」

「言いにくい内容だったら言わなくてもいいけど....」

「いや、そうじゃなくて」

「何?」

「昨日、合コンしてたの」

「え」

まさか合コンと言われると思わなかった

「営業部に好きな人がいたから、それで成瀬がセッティングしてくれたの」

「そうだったんだ」

「それでね、昨日告白したらOKだったんだ!」

「彼氏、できたんだね」

「うん!」

「よかったね!」

成瀬とやましいことはしてなさそうだしOKだ

「彼氏って誰?」

「宮本くんって言うんだ」

「宮本って一個上の?」

「うん、一目惚れだったんだ〜」

「へぇ〜」

幸せそうな顔をしている沙良

なんだかこっちも嬉しくなるぐらいだった

「なんか、聞いちゃってごめんね」

「ううん、今日のお昼に話そうと思ってたんだ」

「そうだったんだ」

早とちりしなければよかった

「じゃあね」

「うん」

私は仕事をし始めた

昨日制作した名簿の確認だ

抜けがないのと誤字脱字がないのを確認する

それから社長のパソコンに転送し、指示が来るまで待機だ

支持があってから付けたし作業を始めるのだ

「如月ー」

「はい」

部長に呼ばれた

「頼みがあるんだがいいか?」

「何ですか?」

「営業部の宮本に持っていってくれないか?」

宮本と言われ私は内心驚く

「分かりました」

「あぁ、ら至急頼んだ」

「分かりました」

私は紙の束を受け取った

「(見てみよう)」

沙良の彼氏である宮本さんは名簿で名前と実績は見たことあるが顔は知らない

丁度良い機会だ

沙良の彼氏を見てみよう

「宮本さん」

「あ、総務部の如月さん」

「部長の丸泉から資料を渡しに参りました」

「ありがとうございます」

私は紙の束を宮本さんに渡す

「それでは、失礼いたします」

私は営業部から立ち去った

「はぁ」

視線が痛い

総務部は他の部から注目される

できれば出歩きたくないぐらいだ

1年目の時は驚いて縮こまってしまっていた

「ふぅ」

私は早歩きしながら戻った

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設定タグ:恋愛 , 行方不明 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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伊東と田中(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: a1062f9285 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 面白かった!クオリティが高いですね!続編行ってきます★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2019年8月12日 22時

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