捜索２０日目 ページ21
「ん」
目を開けるとピッピッと機械音がしていた
「どこ....？」
首を動かし辺りを見る
「部長」
私の横のベットで部長が眠っていた
「如月さん！？」
私を見にきたのだろう看護師さんが驚いていた
「如月さんの意識が回復しました！」
そこから担当医が来て心臓の動きを見てもらった
「あの、他の方は....」
「総務部会議に出ていた人達は皆ばらばらの病院に入院しているよ」
「そうなんですか....」
「それにまだ君以外の人達は意識が回復していないんだ」
「え....」
私は絶句してしまった
「あの！部長は大丈夫なんですか？」
「あぁ、丸泉さんですか？」
「はい」
「丸泉さんも命に別状はないのですがまだ意識が回復していません」
「そうなんですか.....」
「如月さんは大丈夫そうなので普通病棟に移りましょうか」
「はい」
「体調がよければ翌日に検査いたしますので」
「分かりました」
よく考えたら私が最初にいた場所はＩＣＵだった
それから普通病棟に移り、私は沙良に電話を掛けることにした
プルルルル
「A！大丈夫！？」
「ビックリした....」
「あ、ごめん」
「体調はいいし、大丈夫だよ」
「よかった、無事だったんだね.....」
安心したような声を出している
「部長と他の総務部に人はまだらしいの」
「知ってる、このことは今ニュースで話題なの」
「そうなんだ」
それから色々な話をして電話を切った
「沙良大丈夫かな....」
私と部長の分の仕事はたぶん沙良がこなしてくれてると思う
私は沙良の体調が心配になった
「失礼します」
「ん？」
沙良のことを考えていたら病室の扉が開き誰かが入ってきた
「警視庁捜査一課の萩野です」
「....」
そこにいたのは久しぶりに見た同級生だった
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伊東と田中(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえて凄く嬉しいです★ (2019年12月14日 23時) (
レス) id: a1062f9285 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 面白かった！クオリティが高いですね！続編行ってきます★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊東と田中 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時：2019年8月12日 22時
