捜索2日目 ページ3
「おはようございます」
「おはよう、A」
「おはよう、沙良」
「お兄さん、帰ってきた?」
「ううん、何もなし」
「そっか」
沙良はお兄ちゃんのことを知っていて行方不明になったことも話した
「今日も探しに行くの?」
「うん、今日は海の方に行こうかなって」
「そう」
「気にしないでいいよ」
私は自分の椅子に座り、仕事を始めた
カタカタ
仕事場はシーンとしておりタイピングの音しか聞こえない
カタカタ
私は何も考えず仕事に集中する
そうじゃないと終わらないぐらいの量だから
私が所属している部は人手が足りない
だいたい営業部の方に流れてしまう
私達総務部は人数に合わない仕事の量を毎日こなしている
別にブラックとかではない
この会社を支えるために仕事をしているだけだ
「よし」
私は会社のHPを更新し、社員を名簿を作成する
今の時期は新しく入ってきた新入社員の名簿作成をしないといけない
だからいつもの倍時間がかかる
結構大企業なので新入社員は多い
でも総務部にはいない
総務部は相当優秀な人材しか派遣されないからだ
私がこの会社に入社して6年
毎日忙しい日々を送っていた
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伊東と田中(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: a1062f9285 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 面白かった!クオリティが高いですね!続編行ってきます★ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年8月12日 22時