会議を始めましょう ページ19
4日後。私達は鏡の間に来ていた。
ヴィル「これから郊外活動に向けての全体会議を始めるわ。 私は3年生リーダー兼運営委員会 委員長のヴィル・シェーンハイトよ。」
リドル「２年生リーダー兼運営委員会 副委員長のリドルローズハートです。」
ユウ「1年生リーダー兼運営委員会 書記のユウです。」
アズール「運営委員会 会計のアズールアーシェングロットです。」
自分と先輩たちの自己紹介が終わり、私はほっとした気持ちで席に着いた。全体のメンバーはいつもと変わらない顔ぶれなのにどうしてこうも緊張するんだろう。
ヴィル「ここからは運営委員長であるアタシが進行させてもらうわ。」
ヴィル先輩の声で自分の仕事を思い出し、ノートを開きシャーペンを握った。
ヴィル「早速だけど、誰か氷雪の大地に詳しい人、もしくはそんな人を知ってる人はいるかしら。」
その質問で手を上げる人は誰もいなく、鏡の間には静寂が広がった。
ヴィル「誰もいないなんてことあるの？」
ヴィル先輩は困ったという顔をして当たりを見回す。私もヴィル先輩と同じ言葉を心の中で呟いた。。有名な観光地だと聞いてたから、もっと手が上がると思ってたんだけど...。
リドル「氷雪の大地は国自体も小さく、魔法を使える人も他の国に比べて少ない。それに魔法が使えても大体はRSAに行ってしまうので知っている人がいないのも無理はないと思います。」
なるほどね、と私は本題には全然関係ないそれをノートの隅に記録しておいた。
アズール「確か、ポムフィオーレに一人いませんでしたか？氷雪の大地出身の人が。」
ヴィル「それが、ついこの間家の都合で一時帰国しちゃったのよ。」
ヴィル先輩はため息をつく。ここで私はあることに気がついた。ついこの間、一時帰国...。
ユウ「その人ってもしかしてエライサ先輩ですか？」
ヴィル「そうだけど...アナタ、エライサと知り合いだったの？」
先輩方は少し驚いた顔をした。
ユウ「はい...。この間、たまたま廊下でぶつかってしまって...。」
リドル先輩が「ユウだったのか...」と呟き、少し目を開く。
リドル「遅刻してきた時に言っていたのはそれか...。」
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みかん(プロフ) - 零さん» ありがとうございます🙏🏻受験生なので少しずつ更新していくつもりです！コメントが励みになるのでありがたいです💓 (2022年8月7日 0時) (
レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 三日月夜桜さん» ありがとうございます🙇♀️そう言っていただけて嬉しいです。なるべく早く更新できるように頑張ります💪💪 (2022年7月4日 20時) (レス) id: 334a07b26c (このIDを非表示/違反報告)
三日月夜桜 - 面白かったです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。応援してます。 (2022年7月4日 18時) (レス) @page21 id: d397310001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2021年7月26日 10時
