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彩ちゃん奪還(？)作戦 ページ2
｢当たり前だろ。
それは全てドイツ語だ。｣
はっ？！
翻訳してから表にしろよ！
｢不満そうだね、A。
立花に戻って来て欲しいんだろ？｣
いや、今関係なくない？！
｢あっ、そーゆー事だな？黒木。｣
ムムム、あの若武が分かったのか…
｢国語が得意な立花に、ドイツ語を翻訳してくれと頼む。
そして成分表が完成し、
立花も戻ってきてくれると言うワケだ！｣
ああ、そういうこと…？
え、アーヤは国語だよなぁ…？
まぁ、なるようになるか…
目をキラッキラさせながら偉そうに言うけど、元はと言えば若武のせいだからな？！
よっぽど白けた目で見ていたのだろうか。
｢おい、A。何が不満なんだよ。｣
若武に言われてしまった。
バカ武、お前が原因のクセにぃぃぃ！
って思ってたんだよ。
｢じゃ、早く立花に頼みに行こうよ。
思い立ったが吉日って言うしさ。｣
｢おい黒木。立花のクラス分かるか。｣
｢若武が知ってるんじゃないかな。｣
すると若武が私も知っている事を暴露した。
…
｢何が
｢なんで私が知っている事を暴露するんだ。
バカ武め。｣
｢バカ武って言うなぁっ！
バカAっ！｣
誰がバカAだとぉっ！？
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作者名：イチゴミルクティ。 | 作成日時：2021年3月16日 20時
