【文スト】失敗作少女の逆転トリップ人生！！

失敗十三個目 ページ15

さて、武装探偵社の人達と別れてみたはいいものの、これからどうしようか。

時系列的には敦くんいて…多分そんなに日はたってないな。

なんか初々しかったし。

まぁいいや。適当に街をぶらぶらして、ポートマフィアの人に会えたらラッキーってことで。

あ、良いこと思いついた。名刺作ろう。

そんでもってポートマフィアの人達の居そうなところにわざと落として目をつけてもらおう。

でもそれならポートマフィアの人達の任務にこっそりついていって異能力発動させた方がインパクトあるね。

じゃあ両方やろう。名刺落とした後についてってそのまま異能力使おう。

うん。それがいい。

一通りこれからの方針が決まった所でお腹が減っていることに気付いた。

『あれ…？さっきケーキ食べたばっかりなのに…？しかも無性に甘味を欲してる…うぅ…』

もしかして、異能力発動の代償的なやつだろうか。物凄くお腹減るっていう。

いや、どっちかっていうと甘い物を異常に欲する、て線が妥当かな。

『メモしとこ。』

異能力の新たな一面を見れたところで甘味処を探す。

あ、あそこのスイーツバイキング美味しそう。ちょっと高そうだけどいいかな。

いや良いよね←

軽く中を覗くとお金持ちっぽいひとや普通より少し良い服をきた一般人ぽい人達がいた。

噂によるとそれなりに値は張るそうだが、味は文句なし。

見た目が美しいだけでなく、味も一級品。

何よりわたしがこのお店に決めた理由。ぶっちゃけあんまり期待してないけど…

ここはポートマフィアの傘下の店。そのため幹部はいなくとも下っ端や黒服の一人や二人、
居そうだ。

そう思ったからだ。

黒服見つけたら取り敢えず、サーチャー…まぁ所謂追跡機とあわよくば盗聴器を付ける心算だ。

さて、居るかな？

私は、そう思いながら店のドアを開けた。

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