猫と遊ぼ？ ページ4
Zm side
Zm「ふーふふーん♪」
やっほーみんなゾムだよ。今俺めちゃくちゃ機嫌いいねん。なんでかって？実はくられ先生に呼び止められてある薬を貰ったんやけど、それがまさかの猫化する薬。実験がてら試してみてと言われて渡された。これを聞いて俺が何するかは想像つくやろ？
Zm「Aどんな反応するんやろ…楽しみやわぁ。」
猫耳なんて男のロマンやろ。好きな子に盛りたくなるよなぁ？そこで先程の昼飯のときに飲みもんに薬を溶かして渡してあげた。本人はなにも疑いなく飲んでくれたわ。
Zm「頃合をみてAの部屋に行くか。」
ショッピくんとチーノもあいつの肩と膝借りて寝たらしいしなぁ…これぐらい許されるやろ。そう心底楽しみにしながら、俺は軽い足取りで廊下を歩くのだった。
………
時間にして昼食が食べ終わり1時間程経ったあと、グルッペンはAの部屋へと訪れた。
Gr「A、入るぞ。」
軽くノックをしてから部屋に入ると、そこには白いシーツにくるまるAの姿があった。
Gr「…どうした？そんなベッドの上でくるまって。」
『こ、こ、来ないで…今すぐ部屋を出ていってくれっ…！』
何やら恥ずかしそうに言うものだからグルッペンは何があったか知りたくなって、シーツに手をかける。
『おいっ！何すんだ！』
Gr「なにって、気になるから見るだけだゾ？減るもんでもないだろうし、見せろ。」
『いーやーだー！！』
ぐぐぐっとシーツの引っ張り合い始まり、一進一退の攻防となる。
Gr「くっ…お前力強いな！？ええから見せろ…やっ！…ん？」
『わっ！』
遂にグルッペンの力が勝ちシーツを引き剥がせば、なんとそこには猫耳としっぽが生えたAがいた。
Gr「お、おま、それ…どうして…」
『知らないよっ！昼飯食べたあと、しばらくしたら体が熱くなって気づいたらもう生えてたんだ！グルッペンの仕業じゃないの！？』
Gr「いや、俺じゃない。俺じゃない…けど…」
しゅんと垂れる耳、へなりとシーツに横たうしっぽ。グルッペンは一目見て、今すぐにでも触りたいという欲求にのまれた。だが、Aがぱしんと触ろうとしたグルッペンの手をはらって部屋の隅に移動してしまった。
Gr「何故そんなに部屋の隅にいるんだ。ほら、撫でてやるからこい。」
『お断りだ！お前絶対それだけじゃすまない！』
Gr「そうだナ。」
『せめて否定をしろ！』
Gr「あァ、今すぐ可愛がってやろうな。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まつり(プロフ) - 完結おめでとうございます！！いや、もう、ほんとにノアさんの物語の完結させ方が大好きすぎます！やばい！好き！（語彙力）夢主ちゃんもドタイプですし、最高です！お疲れ様でした、ありがとうございました！ (2020年10月14日 20時) (
レス) id: 83f48e582b (このIDを非表示/違反報告)
漣@音ゲー民(プロフ) - 完結おめでとうございます！初期から楽しく見させていただき、日々更新を楽しみにしていた癒しの作品が完結となると…寂しくなりますね（笑）何はともあれ大好きなハピエンで嬉しいです。素敵な作品ありがとうございました！！！！ (2020年10月14日 16時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！連載当初から興味を持ちどんな展開になるのだろうと思いながら読まさせて頂きました！素敵な作品を書いてくださりありがとうございます！！ (2020年10月14日 1時) (レス) id: 811a4cfa4f (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後までとても楽しく読まさせて頂きました！ハラハラする場面も多くドキドキしましたがハッピーエンドで終わって良かったです！長い間お疲れ様でした！ (2020年10月13日 23時) (レス) id: 045f50c8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - Ｒさん» ありがとうございます！寂しい…ですか？そう言っていただけるとは嬉しいです！ぜひぜひ何度も読み返しちゃってくださいね！ (2020年10月13日 21時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
