ゞ ページ18
月を眺めたあと、ショッピとメインプールの方に戻り、また一通り遊んだ。そこで時間が来て俺はうーんと背伸びをする。
『ん〜楽しかったぁ！なんか色々あったけどな！みんなと遊べたし体動かせたしでめちゃくちゃ満足♪』
Gr「後でイナリさんの所にいいおいなりさんを送らねばな。…あぁ、トラゾーさんとの夫婦で何か楽しめるものでもいいな。」
Os「それに関してはまた帰ってから考えるめう。さ、このままだとお互い体冷えちゃうし、Aちゃんも着替えておいで。」
『はいはーい。じゃ、また後でね。』
みんなと一旦別れて、俺はそのまま更衣室に向かう。更衣室の入口に来たところで、トントンと、肩を叩かれた。振り返ると、そこにはあのバーのお兄さんがいた。
「あのこれ…忘れ物ですよ。」
見ると、手には俺が付けてきたぴくとさんから貰ったシルバーのブレスレットが。そうだ、さっき外したのをバーに置いてきちゃったのか。
『ありがとうございます。』
お礼を言って受け取ろうとすると、なんとそのまま腕を取られてしまった。キィン…とブレスレットが落ちる。
『あ、あの…』
困惑しながらそのお兄さんを見上げると、惚れ惚れとした瞳で俺を見返してきた。
「あぁ…いい匂いですね…たまらない。人間がなぜあの吸血鬼たちと居るかはさておき、少しくらい味見しても…いいよね？」
『えっ…！』
びっくりして逃げようとすると、腕にそのお兄さんの爪が食いこんで血が流れる。それを見てますますお兄さんは獣のような目を向けてきた。
「なんて素晴らしい…！鮮やかで、健康的で、なにより美味しそうじゃありませんか！ダメだ…もう、我慢できない。」
まずいまずいまずい…！ここはちょうど更衣室の入口で運悪くみんなからは影になってる上に、護身用の短剣も更衣室に置いてきてしまった…！そんなことを考えてる間にもお兄さんは俺の腕に牙を寄せてくる。もう覚悟するしかないと思ったその時、
Zm「…おい、何やってんねん。」
「あ、がっ…！」
なんと後ろからゾムがお兄さんの首に片手を添え、ミシミシと締め上げていたのだ。お兄さんは息苦しさに堪らず俺から手を離し、そのゾムの手をなんとか退けようともがく。
「かひゅっ…ご、お…」
Zm「…俺のもんに手ぇ出しといて無事に済むと思うなよ。雑魚風情が。」
「がっ！」
ギシッ！と音が聞こえそうなくらいまで力を込めるものだから、軽くゾムを睨む。
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まつり(プロフ) - 完結おめでとうございます！！いや、もう、ほんとにノアさんの物語の完結させ方が大好きすぎます！やばい！好き！（語彙力）夢主ちゃんもドタイプですし、最高です！お疲れ様でした、ありがとうございました！ (2020年10月14日 20時) (
レス) id: 83f48e582b (このIDを非表示/違反報告)
漣@音ゲー民(プロフ) - 完結おめでとうございます！初期から楽しく見させていただき、日々更新を楽しみにしていた癒しの作品が完結となると…寂しくなりますね（笑）何はともあれ大好きなハピエンで嬉しいです。素敵な作品ありがとうございました！！！！ (2020年10月14日 16時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！連載当初から興味を持ちどんな展開になるのだろうと思いながら読まさせて頂きました！素敵な作品を書いてくださりありがとうございます！！ (2020年10月14日 1時) (レス) id: 811a4cfa4f (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後までとても楽しく読まさせて頂きました！ハラハラする場面も多くドキドキしましたがハッピーエンドで終わって良かったです！長い間お疲れ様でした！ (2020年10月13日 23時) (レス) id: 045f50c8f8 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - Ｒさん» ありがとうございます！寂しい…ですか？そう言っていただけるとは嬉しいです！ぜひぜひ何度も読み返しちゃってくださいね！ (2020年10月13日 21時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
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