結晶が五十つ ページ3
あのぬいぐるみを貰って一緒に寝始めてから私の睡眠の質は格段に上がったようで、ぐっすり眠れていた。そんなある日、突然オスマンさんに呼び止められた。
Os「Aちゃん！ちょっとええかな？」
『はい、なんでしょう？』
Os「んふふ…ね、今日はおめかししよか！」
『へ？』
おめかし？なぜ？そんなことを思っているうちに私はオスマンさんにとある部屋に連れていかれ、そこには鬱さんもいた。
Ut「あ、きたきた。」
『鬱さん…今日は匂いキツくないですね。』
Ut「うっ…相変わらず鼻がええな君は…」
Os「トントンからしばらく書類漬けって宣告されたからな！」
『なるほど…』
鬱さんは面倒なことは後回しにする人らしく、よく仕事をサボってはひとらんさんやトントンさんに追いかけられているのを見かける。
Ut「ま、今日はそれもマンちゃんに呼ばれたことで一応サボる口実はできた。」
『あの…一体私に何をするんですか？』
Os「言ったやろ？おめかしだって。俺と大先生でとびっきり可愛くしたげるから、グルさんとトントンを驚かせてやろうな！」
『えっ、あっ』
返事をする間もなく奥の方の試着室？みたいな所に押し込められて、中にある服に着替えてと言われた。赴くままに着替えて外に出れば、2人は目を見開く。
Os「やっぱ可愛い〜！」
Ut「俺とマンちゃんの見立て通りやな。」
ノースリーブのブラウスに、紺色のロングスカート。ちゃんと人外用に仕立てられているものだったから、ありがたい。シンプルだけど、私にはとてもしっくりきた。
Os「うんうん。じゃあ次こっちな！」
次は椅子にすとんっと座らされて、髪を撫でられる。
Os「はえー…前から思っとったけど凄い綺麗な髪。白ってだけでも珍しいのに、真珠みたいなツヤもあるからキラキラしてるねぇ」
オスマンさんはそう言いながら櫛で私の髪を梳いていく。
Ut「白なら髪飾りは淡い色より濃い色の方が映えるやろか。薄い色だと目立たんよな。」
どこから持ってきたのかアクセサリーボックスの中身を見て、鬱さんは考えている。
『そのアクセサリーって…』
Ut「うん？あぁ実はちょくちょくグルちゃんが俺たちに相談しながらアクセサリー買ってたみたいなんや。けどグルちゃんのやつ自分色に染めようとするから黒ばっかし選ぼうとして、「葬式か！」ってマンちゃんと突っ込んだのは記憶に新しいわ。」
そんなことが…お金もかかるだろうに、グルッペンさんには頭が上がらない。
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Minto - 完結おめでとうです！とっても夢主(？)の子の発言の一言一言が可愛かったです！ (2021年4月5日 8時) (
レス) id: 018cf43ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - ありがとうございます！楽しんでもらえたようでなによりです!!!!!! (2021年4月5日 7時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - レイラさん» ありがとうございます！大好きになると言っていただけて光栄です！ (2021年4月5日 7時) (レス) id: c0349a147b (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ｨ(プロフ) - 完結おめでとうございますぅぅぅぅぅ！！！連載当初から大好きでした！うぅぅぅ………………………尊い……… (2021年4月5日 7時) (レス) id: 5a1e05369f (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 完結おめでとうございまぁぁぁぁぁぁぁす！！！ノアさんの作品めっちゃ好きでした…これからは大好きになります！ (2021年4月4日 23時) (レス) id: 02c3934955 (このIDを非表示/違反報告)
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