三番隊副隊長の無口美女は…？？

番外編9 ページ28

「ああ、よく考えたら乗れるわけなかったな」






だって、ジェットコースターだもんね、私乗ったら大変なことになるもんね…





「近藤さん、大丈夫なのかな」




十四郎に絶対に乗るなよ、と、やめておけと念を押されて現在ジェットコースターが一番よく見える道で上を見上げている最中です
近藤さんさっきまで足ガクガクだったのにジェットコースター乗ったら失神しちゃうんじゃないかとおもったけど、十四郎に引っ張られていったからなぁ





「あ、始まった」






栗子ちゃん達は、どうやら一番前に乗っているようだ
十四郎達は一番後ろかな…って





「そ、総悟…！？」





なんと予想外、十四郎の後ろにしがみつくようにいる総悟がいた
いる、っていうより飛ばされている、の方が正しそうだけれど

恐らくベルト閉めるの忘れたんだろうけど、すごく心配だ
あれどうみても大丈夫じゃなさそうだな…一回転もあるし…





「正直栗子ちゃん達どころじゃない…」






色んな意味で体に悪いジェットコースターだった。
私は、乗ってもいないのに、多分あの中で1番疲れていたと思う

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