三番隊副隊長の無口美女は…？？

番外編4 ページ20

「………。十四郎、これは一体？」








メリーゴーランド前に着くとライフルを持った3人と十四郎が戻って来た

3人は常に警戒状態で周りをキョロキョロとしている


そんな3人に囲まれた十四郎がため息をついて答えた









十「バカ3人組が彼氏ぶっ殺そうとしてやがるから止めてる最中だ」


松「彼氏じゃねェェェ！！」


十「とっつぁんは黙ってろ！！」


「誰の彼氏」


十「食いつくところそこかよ、あー…とっつぁんの娘だ」


「あー、栗子ちゃんね」








栗子ちゃんは私の苦手なタイプの子


顔は可愛いが、正直言ってああいう明るくてキャピってる子は苦手だ







近「許せねェ、栗子ちゃんの気持ちを弄びやがって！」


「…どっちかって言うと栗子ちゃんの方が近づいてるように見えるのは気のせい？」


松「んなわけねェだろ！パパは認めんぞ！」


「…総悟はどう思う」


総「いや、俺は別にどうこうと言う考えはありませんが…ただ単に面白そうだったんでついて来やした」








…総悟、いつからこんなにサディストに育っちゃったんだろ…


ミツバがちゃんと育ててくれたはずなんだけどな


…まぁ、しょうがないか








松「よし、行くぞ！」


近/総「おー！」








ものすごい速さで忍者のように3人は駆けて行った









十「…A、止めるの手伝ってくれ」


「…めんどくさそう…しかも一歩間違えたらあれとっつぁんにころされるよね…まぁ、いいよ」


十「どっちだよ、…ありがとよ」









こうして、私の遊園地デートならぬ遊園地デッドが始まった

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