2人のお父さん ページ4
色々話し込んで私の看病をしてくれた皆にお礼を言って
しばらく天道家に滞在していたら
「ただいまー！かすみぃーあかねーなびきー！いるかーい？」
と明るく声が聞こえてきた
あかね「あ！お父さん帰ってきたみたい、はーい！！」
あかねは玄関の方向に小走りで向かう
それに私もついて行った
あかね「あ、A私のお父さんよ」
？？？「お？お客さんが来てたのかい？いらっしゃいな私は天道早雲です」
その自己紹介をしている間に
また1人
？？？「おや、玄関で何かしてたのかい？天道君」
天道父「おぉ、君も出かけてたのかね
んまぁ玄関で話すのもなんだ家の中でゆっくり話そうじゃないか」
そう言うと皆中に入っていき
大きな広間に座りどうぞと誘ってくれた
とりあえず座り込み私は自己紹介をした
A「あ、私、早乙女Aって言います！」
「「.....なにー？！？！」｣
あかねのお父さんともう1人あとから来たおじさんが驚いていた
天道父「さ、早乙女....と言うのかね？でも乱馬君達と同じという事は...？」
私が乱馬の家族だと分かってくれたのかなと
考えていたら
天道父「まさかもう既に乱馬君には婚約者が！！！？？」
A「え...？」
そう捉えちゃう？！と思いながらすぐに声を出したのは乱馬だった
乱馬「違うんだよおじさん！俺の妹なんだ！！」
乱馬がそう声をあげると再び
「「なぁにぃ？！？！｣」
驚きの声がまた飛んできた
天道父「早乙女君！乱馬君に妹が居るだなんて1度も聞いたことがなかったが？！」
そう尋ねる
尋ねていたのはもう1人の後から来たおじさん
私はすぐに乱馬と私のお父さん的存在であることを理解した
早乙女父「い、いや...妹....そ、それは有り得ん...」
深刻な顔で私の存在を有り得ないと言う
何故なんだろうと皆して顔を歪める
早乙女父「仕方あるまい....話すとしよう昔の話を...」
そう言うと真剣な顔になりみんなも真剣に耳を立てる
そしていつの間にか私の隣には良牙君が座っていた
A「あれ、良牙君」
良牙「ん？なんだ？」
A「気づかなかった...」
良牙「？？ずっと近くに居たぞ？」
A「そ、そっか！」
最初の騒がしさは一体どこへ...
喧嘩の騒動とは裏腹に一言も喋らなかった良牙君
男の人が近い距離にいたのに気づかなかった
そう思いながらすぐにでも語らんとする父の言葉を聞くことにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。良牙と夢主が両想いになって嬉しいです。更新楽しみにしています。お元気で。 (2022年11月20日 8時) (
レス) @page35 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。早速読みました。面白かったです。続き楽しみにしています。お元気で。 (2022年9月15日 5時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは。凄く面白い作品ですね。更新楽しみにしています。お元気で。 (2022年9月12日 12時) (レス) @page34 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
マミ - 更新待ってました！！！これからどうなるのか楽しみです！これからも頑張ってください(*^^*) (2022年2月23日 10時) (レス) id: e2a9d74c48 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 面白くてあっという間に読んでしまいました！続きが楽しみです！ (2021年12月8日 15時) (レス) id: 6ff0af233d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミー君 | 作成日時：2019年9月8日 4時
