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陽花戸中に到着して、円堂くんと夏未さん、監督がお話をしに行ったから、私達はキャラバンで待機。3人が戻ってくると、陽花戸中サッカー部の人達と会うことになった。キャラバンから降りて、すでに集まっていたメンバーと向かい合うようにして立つ。水色のユニフォームが、青空のように爽やかで、なんだか心が癒される。
「俺は陽花戸中キャプテンの戸田。君達の活躍は、よく知ってる。俺達皆、君らのファンさ！」
「そんな、ファンだなんて」
「よろしく頼むよ！」
照れている円堂くんと戸田くんが握手をして、陽花戸中サッカー部の人達も、声を揃えて挨拶をしてくれた。
すると、戸田くんが遠くにいる1人の男の子へ声をかける。立向居、と呼ばれた男の子は、大きな男の子の背に隠れ、顔を真っ赤にしている。話を聞くに、円堂くんの熱烈なファンらしく。こちらへ歩いてくる姿にも、緊張が全身に表れていて、可愛らしく見えてしまう。
「え、え、円堂さん！お、俺、陽花戸中1年、立向居勇気です！」
「お、おう。よろしくな！」
「握手してくれるんですか！？」
「もちろんさ！」
目をキラキラとさせて、円堂くんと話す姿は、初対面の私達でも本当に大好きなんだ、と分かるくらい。2人が笑いあっているのが、微笑ましい。
立向居くんは、円堂くんに憧れて、ミッドフィルダーからゴールキーパーへ転向したと話している。更に、見せたい必殺技もある、と。円堂くんが希望したこともあり、立向居くんの習得したキーパー技を、見せてもらえることになった。
陽花戸中のグラウンドで、ゴール前に立つのは一之瀬くんと、立向居くん。私達は、フィールドの横から見学している。
「どんな技なんだろうね」
「俺に聞かれてもな」
「円堂くんなら、どんな技を見ても喜びそう」
「それは言えてる」
風丸くんも気になるのか、いつもより声のトーンが跳ねている気がする。
お互いの準備ができて、構えを取る立向居くん。一之瀬くんによって、思いっきり蹴られたシュートが、まっすぐにゴールへと向かっていく。
立向居くんが、必殺技を発動する。びりびりと感じるそれは、私達にとって、とても見覚えのあるもの。でも、色が違う。
「ゴッドハンド！」
それは、青いゴッドハンド。一之瀬くんのシュートをしっかりと受け止めて、消えていった。雷門メンバーは、全員が驚きの声と表情を抑えることができなかった。
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セロハン - 表現などにすごく引き込まれました！ここら辺は見ていてとても悲しくなるので手が止まりそうになります。大変だと思いますが作者様のペースで更新頑張ってください！応援してます‼︎ (12月27日 21時) (
レス) @page17 id: 0fe5dcb2f7 (このIDを非表示/違反報告)
アイセ(プロフ) - 今日見つけ夜中だというのに楽しくて一気に読んでしまいました！この作品の更新を勝手ながら待たせていただきます…！アレスやオリオンという新作ではなく無印の夢小説を求めてた民としてはすっごく嬉しかったんです！続きを心待ちにしております！ (11月9日 4時) (レス) @page17 id: 6d7754e057 (このIDを非表示/違反報告)
女アスパラ - 主さん大丈夫ですか？私はこの作品が大好きです主さんのお話を読むことが何よりの幸せです‼主さんさんが投稿してくれてたら飛んで見に行きます‼この作品が大好きです更新ずっと待ってます (10月22日 19時) (レス) id: 31d4d35068 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくちー(プロフ) - この作品がすごく好きで、何度も読ませていただきました。自分のペースでの更新で、無理なさらないでください！ (10月11日 1時) (レス) @page17 id: 57a1c57efc (このIDを非表示/違反報告)
雨宮(プロフ) - 150話おめでとうございます！相変わらずの更新速度ですねありがとうございます！ (9月30日 17時) (レス) @page7 id: ff30a51e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2023年9月29日 14時
