再会と友情に乾杯 ページ32
「…やっぱり少し無理やりだったでしょうか？」
階段を上がっていくAを見てそう思った。
ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「気にするでない。きっとあの子も楽しいと思っておるよ。」
「そうでしょうか…、」
ｼﾘｳｽ「彼女を元気づけると決めたろう？気にするな。」
シリウスは私の肩をぽんと叩く。
「そうだけど、怒らせてしまったよ、」
ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「儂はそろそろ失礼するとしよう。カルボナーラ、絶品じゃった。」
「ありがとうございます…」
お礼は言いつつ彼女のことが頭から離れない。
ｼﾘｳｽ「大丈夫か？リーマス。」
「大丈夫…なのかな。」
ｼﾘｳｽ「変身することで心配してるなら大丈夫だ。彼女は全てを知っているし、それに私と同じアニメーガスだ。」
「そういうことじゃないよシリウス。」
そこはむしろ安心してる。
不安や緊張、ドキドキ、感情がごちゃまぜだ。
ｼﾘｳｽ「Aのことも大事だが、12年ぶりの再会だ。友情に改めて乾杯しようじゃないか。そう思うだろう？バックビーク」
バックビークは頭をブンブン振って頷く。
「バックビーク、……わかったよ。今日は気持ちよく飲むとしよう。」
ｼﾘｳｽ「そうこなくちゃな。」
シリウスは持ってきたワインをグラスに注ぎ乾杯をする。
ｼﾘｳｽ「Aには本当に感謝しなくちゃな。」
「そうだね。君への誤解も解けたし…ピーターも捕まえられた。再会できて良かった…」
ｼﾘｳｽ「泣くな…お互い辛かったな、よく頑張ったと思うよ。」
狼人間とバレるたびに差別発言を受け安定した職には就けず、精神的にも参ってしまった。
そんな時にダンブルドアからDADAの教師にならないかと誘いを受けた。
でも私は断った。狼人間のこともあるし、自信がなかった。
でも、衣食住を保証され薬まで提供してくれるとのこと。
これ以上のものはなかった。
「ダンブルドアにも感謝しないとね。」
ｼﾘｳｽ「あぁ、にしてもAの活躍は予想以上だ。」
「彼女は成績優秀、生徒や先生方からの評価も高い。」
ｼﾘｳｽ「それに、アニメーガスも習得できるほど努力型。魔法力の量も多いようだし。」
「今までに見た魔女の中で一番賢い。」
ｼﾘｳｽ「それに…」
「それに？」
ｼﾘｳｽ「彼女は魅力的だ。」
「な…！」
ｼﾘｳｽ「特にそう思ってるのはリーマス、お前だ。知ってるんだぞ？」
「な、何を？」
ｼﾘｳｽ「セレナさんを好きだった事だ。」
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
