最悪のタイミング ページ30
ﾙｰﾋﾟﾝ「はい、どーぞ」
出てきたのはカルボナーラだった。
「ありがとうございます…」
ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「では罪のないものを救ったAに乾杯といこう！」
ｼﾘ・ﾙｰ・ﾀﾞﾝ「「「乾杯！！」」」
「…乾杯。」
ｸｨﾚﾙ「乾杯です。」
ｼﾘｳｽ「お金のことだけれど私自身にお金はないが家に金はある。そこから拝借しようと思っている。だから安心しなさい」
「尚更私の家に住む必要はないですね。」
ｼﾘｳｽ「すぐには用意ができないんだ。それで、ほんの少しだけ住ませてくれないかい？家事もちゃんとこなすし、バックビークのお世話もする。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「私からも頼む。」
お二人は私に頭を下げ隣で餌を食べているバックビークさえも頭を下げる。
「……少しだけですよ。」
良いことをしてると思おう。
困っている人を助ける。
実にグリフィンドールらしいじゃないか。
そうしよう。
ﾙｰﾋﾟﾝ「ありがとう。」
ルーピン先生は嬉しそうにニコニコとカルボナーラを食べ始める。
ｺﾝｺﾝｺﾝ
ﾙｰﾋﾟﾝ「おや、お客人かな？」
「私が行きます。」
私が家の主だと言うことを見せつけるように立ち上がる。
「今開けます。」
ｽﾈｲﾌﾟ「A」
「スｯ＿＿＿＿スネイプ先生…」
危ない。
今このメンバーでスネイプ先生の名前を上げれば二人がすぐに駆けつけ何を起こすかわからない。
なんたって三人は最高に仲が悪い。
ｽﾈｲﾌﾟ「どうした。」
「そちらこそ、どうされたんですか？急に来られては困ります。」
ｽﾈｲﾌﾟ「すまない。だが食事でもどうかと。」
「貴方、食事なんて誘えたんですか？」
ｽﾈｲﾌﾟ「何？」
「なんでもありません。」
ｽﾈｲﾌﾟ「…カルボナーラか？」
確かに中からカルボナーラの匂いが伝わってくる。
「え、えぇまぁ。」
ｽﾈｲﾌﾟ「ならば頂こう。」
「いえ！今は困ります。お互いのために…」
ｽﾈｲﾌﾟ「何を言っている…失礼するぞ。」
まずい、今上がられたら…
ﾙｰﾋﾟﾝ「A？誰が来たんだい？」
ｽﾈｲﾌﾟ「今の声は何だ。」
「何でしょうかね。幻聴では？私には何も＿＿＿＿」
ｼﾘｳｽ「A、早くしないとパスタが冷めるぞ？」
奥から二人の声が聞こえた。
もう黙っていてくれないだろうか。
ｽﾈｲﾌﾟ「失礼する。」
「待って！！待ってください！！」
あぁ、最悪だ。
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
