二人の教師と女子生徒 ページ22
「そうですか、」
ﾙｰﾋﾟﾝ「あれ、もう少し驚いてくれると思ったんだけどな。」
「なんとなく分かっていた、というか…」
ルーピン先生が辞めることはなんとなく分かっていた。
クビではなく辞職であることも。
ﾙｰﾋﾟﾝ「悲しい？」
「当たり前じゃないですか。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「私も、君と離れるのは悲しいし寂しいよ。」
「でも、寂しいと言いつつブラックと同居するんでしょう？」
かなり絆の強い親友…家族といったほうが正しいかも知れない。
ﾙｰﾋﾟﾝ「そうなるかもね。」
「良かったですね、親友と再会できて」
ﾙｰﾋﾟﾝ「君のおかげだよ。それと、言えてなかったんだけどワイシャツありがとうね。」
「お気になさらず」
ﾙｰﾋﾟﾝ「でも、あれ高いものだろう？肌触りが良かった。」
「気に入ってくれたなら良かった。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「いつか恩返しさせてもらうね。」
「しなくていいですよ。」
すると足音が聞こえてきた
「！」
ﾙｰﾋﾟﾝ「見回りかな？」
扉が開くと白い顔が浮き出てきた
「うわ、」
ﾙｰﾋﾟﾝ「おばけ…」
ｽﾈｲﾌﾟ「誰が何だと？」
「なんだ、スネイプ先生か。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「セブルスか、」
ｽﾈｲﾌﾟ「こんな夜更けに教師と生徒がふたりきりか。」
「三人きりになりましたね。」
ｽﾈｲﾌﾟ「体の調子はどうだ。」
「別に、特に変わりないです。傷もそこまで痛くないし。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「本当にごめんね、」
「ハナハッカエキスをもっと持っておけば良かったですが。」
ｽﾈｲﾌﾟ「あれはお前のせいではない。頭を使わず突っ走るのが悪いのだ。」
「貴方も冷静に慣れれば状況は変わったかも知れないですね。」
ｽﾈｲﾌﾟ「…。」
「冗談です。怒りで理性が切れるのはわかりますから。」
ｽﾈｲﾌﾟ「どうしてルーピンに近づいた。」
「どうして…」
しまった、予知だなんて言えない。
なんとかごまかさないと、
「最初から騙していたというのはルーピン先生だからではないです。たまたまルーピン先生だったというだけです。でも、ルーピン先生があいつの親友だったとは驚きです。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「私もまさかピーターが生きてるだなんて思わなかった。」
そろそろ家についた頃だろうか。
「こんな事を言うのはあれですがスネイプ先生が吹き飛ばされるとは思わなくて笑ってしまいました。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「あの時笑ってたのはそういうことだったの？」
ｽﾈｲﾌﾟ「笑ったのか？」
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
