迫る真実 ページ3
グレンジャーはぐったりしているスネイプ先生を見て泣きそうになっている。
ルーピン先生は縄を解こうともがいていた。
そこをブラックが素早くかがみ込み解き放す。
ﾙｰﾋﾟﾝ「ハリー、ありがとう…」
ルーピン先生は立ち上がり縛られていた腕のあたりを擦りながら言った。
ﾊﾘｰ「…僕はまだ貴方を信じるとは言ってません。」
ｼﾘｳｽ「それでは君に証拠を見る時が来たようだ。君、ピータを渡してくれ」
あぁ、この時が来た。
やっと、やっと
後少しだ。
ﾛﾝ「冗談はやめてくれ、スキャバーズなんかに手を下すために脱獄したっていうのか？それって、」
ウィーズリーは何かを言おうとしていたがポッターがそれを遮る。
ﾊﾘｰ「ねぇ、ペティグリューがネズミだったとしてもどうしてこの、ロンのネズミだと思ったの？アズカバンに居たら情報なんて入ってこないでしょ？」
ﾙｰﾋﾟﾝ「たしかにそうだ。まともな疑問だよシリウス。」
ｼﾘｳｽ「ファッジだ。」
そう言いながらローブのポッケに手を突っ込むとクシャクシャになった紙をだした。
ﾙｰﾋﾟﾝ「それは？」
ｼﾘｳｽ「一年前、ファッジがくれた新聞だ。一面に…ピーターがそこに居た。この子の肩に乗って写真の説明にはホグワーツに戻ると書いてあった。＿＿ハリーの居るホグワーツに。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「何たる事だ、」
ﾛﾝ「それがどうだって言うんだよ…」
ｼﾘｳｽ「指が一本ない。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「なんと単純明快なことだ…なんと小賢しい、自分で指を切ったのか？」
ｼﾘｳｽ「変身する直前にな、そいつは通行人に私がリリーとジェームズを裏切ったと叫んだ。そして周りを吹き飛ばしマグルを殺した。」
ﾙｰﾋﾟﾝ「聞いたことないかい。ピーターの残骸で一番大きいのは指だったと」
ﾛﾝ「でも、きっと何処かで喧嘩したんだ、！こいつは何年も家族の中で“お下がり”だった！」
「１２年だったね。」
ﾛﾝ「え、？」
「普通に考えたらわかる。１２年も生きるネズミなんて居ない。変だとは思わなかったのか」
ﾛﾝ「僕達が＿＿僕達がちゃんと世話してたんだ！」
「にしては元気がないね。どうせブラックが脱獄したと聞いてから痩せてきたんだろう。」
ﾛﾝ「こいつは、＿猫が怖いんだ！」
ｼﾘｳｽ「ちなみにその猫の名はクルックシャンクスかな。」
ﾊｰﾏ「どうして貴方が…」
ｼﾘｳｽ「Aが居ない時、死んだ蜘蛛なんかを持ってきてくれた。その猫は狂ってない。」
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
