医務室 ページ15
「…」
天井、…あぁ医務室に来たんだった、
ﾊﾘｰ「A！！」
「ポッター…？」
ﾊﾘｰ「A、本当に、本当に良かった…！ポンフリー！」
ﾊｰﾏ「本当？！」
ﾎﾟﾝﾌﾘ「静かになさい！…A、起き上がれますか？」
「はい、」
ゆっくりと体を起こす。
首から鎖骨にかけて包帯が巻かれているのが見えた。
かなり大きい傷なんだなと自覚をする。
仕方ないか。
ﾎﾟﾝﾌﾘ「包帯の交換しますからね。ポッターそのカーテンを閉めなさい。」
ﾊﾘｰ「あ、はい」
ポッターがカーテンを閉め、ベッドはカーテンに囲まれてマダム・ポンフリーと二人になった。
ﾎﾟﾝﾌﾘ「包帯を外すのに少し痛むと思いますが我慢してくださいね。」
いつの間にか着ていたパジャマを脱ぐと、至る所にガーゼや絆創膏、包帯。
自分で見ても痛々しかった。
傷が開いたのかガーゼや絆創膏には血が滲んでいた。
ﾎﾟﾝﾌﾘ「ガーゼに血が…暫くは動いてはいけませんからね？」
「痛…、」
ﾎﾟﾝﾌﾘ「次は消毒ですからね。」
「ッ…」
体にできた大きな5つの引っかき傷はだいぶグロテスクだった。
「結構な傷ですね。」
ﾎﾟﾝﾌﾘ「ホントですよ…！よく生きていましたね？…死ななくとも、首ですから喋れなくなっていたかもしれません。」
「良かった。」
無言呪文習得してないし。
「ありがとうございました。」
消毒は終わりマダム・ポンフリーが用意した朝食を食べる。
「ん、美味しい。」
ﾊﾘｰ「本当に良かったよ。寝てる二人を見たら血の気が引いた、」
二人…
「ルーピン先生は…！」
ﾊﾘｰ「大丈夫だよ。Aが起きる２０分くらい前に起きて、着替えに部屋に戻ってる。」
「ブラックと…ペティグリューは、」
ﾊﾘｰ「大丈夫…！大臣がシリウスの冤罪について新聞をすぐに出すって言ってたし、ペティグリューはアズカバン送りになったんだ。もう大丈夫なんだよ。」
捕まったのか
そうか
「そっか…！」
涙が溢れ出し大きな粒が頬を流れる。
ﾊﾘｰ「A…、」
「…ありがとう。ポッター、君のおかげで正しい道に進めることができた。」
ﾊﾘｰ「へへ…救うことができたんなら良かったよ」
ﾊｰﾏ「A、」
ウィーズリーのベッドからグレンジャーが申し訳無さそうに歩いてくる。
「グレンジャー、」
ﾊｰﾏ「ごめんなさい」
グレンジャーは突然深く頭を下げ始めた。
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
