追いかけっこに怪我は付き物 ページ13
「ワオーン！！」
遠吠えをし、皆に向いていた視線を私に向ける。
「
一声かければ私の後ろをルーピン先生が追いかけてくる。
遠くに行かなくちゃ、
＿＿誰も傷つかない場所に…！！
走って３０分が経った。
かなり森の奥まで来ただろうか
周りは暗く光は月明かりだけ。
すると小さな崖が見えた
勢いを止めれず落ちてしまう
「キャウンｯｯ！！」
「は…はぁ、…」
体が衝撃で人間に戻ってしまった。
三メートルほどの高さだろうか、体が全身が痛む
すると頭上から大きな影が飛んできた
＿＿＿あぁ、まずい
「ゔあ”ッ！！！」
大きく鋭い爪が私の首元を引っ掻く
大きな影はルーピン先生だった
後ろは壁で逃げることができなかった。
「クソッ、」
狼に戻り、血が出ながらもまた走り出す
暫く走るしか無い、
気づけば周りは明るくなり、太陽がのぼり始めていた。
振り返ると狼の大きな体は消えていた。
居たのは怪我をしたルーピン先生だった。
「はぁ、ルーピン先生…」
体を見た所何箇所かひどい傷があった。
裸のままでは申し訳ないので私のボロボロなローブを被せる。
「ヴァルネラ・サネントゥール…ヴァルネラ＿＿」
杖の先端を傷に沿ってなぞり呪文を唱える。
何回か治癒呪文をかければある程度の怪我は治った。
治療は体力的にも此処までが限界だ。
「＿＿あー、参ったな…」
痛みに耐えられず倒れてしまった。
切り裂き呪文を食らい放置し
引っ掻き傷も放置…
なんか感染でもしてそうだな。
…そういえばメガネなくなったな、
でも、もういらないや…よく見えるし
ホグワーツに運ばないと…
適当に大きなブランケットを出してルーピン先生の体を包む
「てか、ここどこ…」
ルーピン先生の肩に腕を回し腰を抱き寄せて、
私より身長の高いルーピン先生をなんとかして支える。
「ついた…、」
たどり着いたのは城ではなくハグリッドの小屋の近くだった。
「ハグリッド。」
庭でかぼちゃに畑に水を上げていたハグリッドに声をかける。
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「A！？ルーピン先生じゃねぇか！！」
「ハグリッドごめんちょっと手伝って」
ハグリッドにルーピン先生を任せ一緒に医務室に向かう。
医務室に着くとマダム・ポンフリー薬の整理をしていた。
ﾎﾟﾝﾌﾘ「A！！」
「治療を、お願いします」
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
