新しいスタート ページ11
ルーピン先生は急にテキパキと動き出した。
ﾙｰﾋﾟﾝ「よし。ロン、私はマダム・ポンフリーのように上手く骨折を治すことができないから、医務室に行くまでの間、包帯で固定しておくのが一番いいだろう。」
ルーピンはサッとウィーズリーの傍に行き、かがんでウィーズリーの足を軽く叩きフェルーラと唱える。
ルーピン先生はウィーズリーに手を貸し立たせた。
ﾊｰﾏ「スネイプ先生はどうしますか…？」
ﾙｰﾋﾟﾝ「…別にこっちに悪いところはない。」
かがんで脈を取りながらルーピン先生は言う。
ﾙｰﾋﾟﾝ「君たち三人とも…ちょっと過激にやり過ぎただけだ。…うむ、我々が城に戻るまでこのままでも良いだろう。こう運べば良い…モビリコーパス。」
スネイプ先生の手足には見えない糸がくくりつけられ少し地面から浮いていた。
ルーピン先生は落ちている透明マントをポッケにしっかりとしまった。
ﾙ-ﾋﾟﾝ「A、シリウスを起こしてくれ」
「はい。」
倒れているブラックに呪文をかけ強制的に目覚めさせる。
ｼﾘｳｽ「！！A…」
「大丈夫ですか。」
ｼﾘｳｽ「問題ないよ、ありがとう。…解決したようだね、」
ｼﾘｳｽ「誰か二人、コイツと繋がっておかないと。」
ブラックは足の爪先でペティグリューを小突きながら言った。
ﾙｰﾋﾟﾝ「私がつながろう。」
ﾛﾝ「僕も。」
ブラックは重い手錠を取り出しペティグリューの左腕をルーピン先生に右腕をウィーズリーの左腕に繋げていた。
皆で列を作り部屋を出る。
ブラックがスネイプ先生の杖を使って宙吊りにし階段を降りるたびに頭がぶつかっていた。
トンネルは狭くルーピン先生たちは横向きで歩かざる負えなかった。
先頭をルーピン先生達が歩きその後ろにはブラック(吊るされたスネイプ先生)そのすぐ後ろにはポッターが居た。
私は一番後ろを歩いていた。
ｼﾘｳｽ「…これが、どういうことなのかわかるかい。ペティグリューを引き渡すということが。」
ﾊﾘｰ「貴方の身が自由になる。」
ｼﾘｳｽ「そうだ…。」
ブラックは続けた。
ｼﾘｳｽ「誰かに、聞いたかも知らないが＿＿私は君の名付け親なんだ…。」
ﾊﾘｰ「えぇ、知ってます。」
ブラックの声が緊張しているのがわかる。
ｼﾘｳｽ「つまり、…君の両親が私を君の後見人に決めたのだ。…もし自分の身に何かあればと…。」
ポッターはブラックの次の言葉を待っていた。
次に来る言葉は知っている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (10月4日 22時) (
レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話が読みやすくて面白くて何回も読み返してしまいました★ これからも無理のない範囲で頑張ってください (9月20日 14時) (レス) @page30 id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎらず - 最高です〜！！主様が書く話がどタイプすぎて笑続きめっちゃ楽しみにしてます！あ、でも無理のないペースで頑張ってください！応援してます！！ (9月11日 15時) (レス) @page24 id: bc5e569ed5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru?(プロフ) - フレジョ双子！！！✨ルーピン先生とシリウスとの絡みも好きだけどフレジョ双子も大好き❤️！まじで面白くて好きです！！！！これからもめっちゃコメントします！！笑 (9月1日 4時) (レス) id: b84220f11b (このIDを非表示/違反報告)
けろっぴー - こちらを見つけて、最初から現在更新分まで一晩で読み切っちゃいましたー！更新楽しみにしてます！ (8月28日 6時) (レス) id: 7f3514ef02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuu／遊 | 作成日時：2023年8月27日 3時
