自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ10)

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どういうことなのよ。ページ10

「私は魔法省から来た姿現しの指導官、ウィルキー・トワイクロスという。今回から君達6年生には姿現しの習得をしてもらう。」

6年生から必修科目となった姿現し。

説明を聞けば失敗すれば体が削げたり、バラバラになるそう。

こわーい。

「できると思う？これ」

「できるわよ。生徒にやらせるんだもの。」

「それもそっか〜。」

「姿表しに呪文は必要ない。必要なのは3Dだ。何処へ・どうしても・どのような意図で。試しに実際に使えるとしたら何処に行きたいか。それを羊皮紙に描いてみなさい。」

「えー何処にしよう。」

「まずは家じゃないかしら。」

「友人の家とか…な。」

……手袋が邪魔でペンを上手く握れない。

新しい手袋を新学期と同時にかったけど少しサイズが大きかったか？

でもコレないと困るし、やるっきゃ無いかー

えーと、

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私の家へ

命かけてもいいくらい

忘れた教科書を取りに

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マジで忘れてたんだよな。

失敗失敗。

そのせいでマクゴナガル先生に怒られたし。

「えっ＿＿＿」

ﾎﾟﾝｯ

「へ、家？」

教室に居たはずが居たのは家のリビングだった。

嘘、姿現ししちゃった？

そんなわけ…

距離が離れれば離れるほど難易度高いって言ってたのし、

だいぶ遠いよ？

…ついでに教科書とっちゃお。

うわー、マジ家じゃん。

机に上に置いてあるし。

コレどうやって家に帰んの？

また同じことすればいいの？

えーと？

学校に

校長に怒られてもいいくらいに

姿現しの教室に

「わっ、」

ﾎﾟﾝｯ

「うお、」

「A！」

「ルシー…」

「君！！！何をしたんだ！！」

「え、…姿現し？ですかねよくわからないです。」

「ホグワーツ内では校長以外、姿現しはできん！！この事は校長に話させてもらう！」

なんで、そんな怒られるみたいなテンションなの？

「どうやったんだ、A。」

「言われた通りに…」

「A！」

「へ、マクゴナガル先生？」

「今すぐにいらっしゃい！」

「は、はい」

なんか、大事？？

マクゴナガル先生に着いていくと案内されたのは校長室だった。

「中にお入りなさい。」

「はい。…失礼します。」

「A、何をしたのかね？魔法省から手紙が来たぞ。」

「魔法省？！」

嘘、姿現しの事？

「姿現し？のようなものはしましたが…」