自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ48)

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手を握るページ48

「もー、気をつけてね？」

「すまなかった…」

「汚れてることだし、服買いに行こうかね。」

「これとかどうかな？」

「お似合いです！！」

「ですよね〜！黒似合うよ？」

「もうなんでも良いから…！！」

「そんな事言わないでさ？あ、ほらコレとか…」

「疲れた…」

「似合ってるよその服」

「僕は疲れた…」

スネイプくんは私と店員さんとで選んだ、黒のズボンや黒のローブを着ている。

ミステリアスな雰囲気はなんとも素敵だ。

「次は今日の夕飯とかの材料を買いに行かないと。」

「何作るんだ？」

「何が食べたい？」

スネイプくんじは顎に指を当て数分悩んだ。

そして出た答えは…

「…パスタ」

「何パスタ？」

「きのこクリームパスタ。」

「良いね！昼食は外で食べようか」

「…お金かけ過ぎじゃないか？」

「大丈夫なんだなぁこれが。」

「どういうことだ？」

「今まで必要な事意外に使う事なかったから、結構溜まってるんだ。」

「そうなのか」

「じゃあ先に買い物行こうか」

「さぁ、スネイプくんは上手く包丁を使えるかな？」

「こ、このくらい簡単だ…！」

昼食や買い物を済ませ家のキッチンに立つ。

「はい、まず猫の手ね」

「猫の手？」

「猫の手っていうのはね、じゃあ手を握って？」

「？…こ、こうか？」

「ぷっ！！！」

「な、何だ！!」

「私の手を握るんじゃなくて、拳を作るってことね！笑」

スネイプくんは“手を握る”というのを勘違いして私の手を握った

私の手を

「な、な！！！じゃあ最初からそう言え！！！！」

「だって…ｗ、私の手を握ると思わなくてｗ…かわいいなぁｗ！」

「かわいくない！！！！もうやめる！！」

「ごめん…ｗ、」

「いつまで笑ってるんだ！」

「ほら、ね、猫の手…ｗ」

「笑うな…！」

「そう、次はゆっくりでいいからサーモン切って…ｗ」

「こうか、」

「その調子で＿＿＿＿＿＿＿」

「いい感じじゃない？」

「いいにおいする…！」

「良かったね。包丁も上手に使えてたし後でレシピ渡すね」

無事なんとか料理は完成し怪我もなく食事を始めることができた。

「じゃあ食べよっか？せーの」

「「いただきます」」