自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ46)

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今日からよろしくねページ46

「いらっしゃいスネイプくん！」

「あぁ、よろしく頼む、」

「スネイプくんの部屋は２階ね。私の部屋は１階だから何かあったら言って？」

「わかった」

「先に荷物置いておいで。その後に部屋の案内をするよ」

「これ、受け取ってくれ。」

「なにこれ？」

「母さんがお土産に持たせてくれた」

「そっか、ありがとう」

スネイプくんは紙袋に入ったゼリーを渡してくれた。

「じゃあ行ってくる」

「じゃあこれよろしく」

「ﾎ〜」

フクロウは袋と手紙を持って飛んでいった。

「すまない。遅くなった」

「大丈夫だよ。じゃあ案内するね」

「まず、こっちがお風呂その隣が洗面所。ここがリビングとキッチンね」

「…広いな、」

「すぐ慣れるよ。て事で服とか色々買いに行こうか」

「本当に良いのか？」

「大丈夫！じゃあそこの暖炉使うよ」

「暖炉…？」

「あれ？知らない？煙突ネットワークって言ってこのフルーパウダーを一掴して行きたい場所の名前を叫ぶんだ。私がやって見せるから。」

私はフードを被りフルーパウダーを一掴みしてポイントを伝える

「コツは噛まないこと。ハッキリと発音しないと目的地には到着しない。気をつけてね」

「わかった」

「ダイアゴン横丁！！！」

視界は緑色の炎で満たされ、気づけばダイアゴン横丁に着いていた。

「さ、ちゃんと来れるかな」

「あれ〜？」

「来ないなぁ」

あれから10分ほどたっただろうか

全然来ない。

もしかして失敗したか？

「…探しに行くか」

失敗するとどこに行くかな…ノクターン横丁とかか？

ノクターン横丁ならまずい…先に行こうか。

暗い道に入りスネイプくんを探す。

「おいガキ！！ここで何してやがる！！！」

「ち、違うんです…！！」

誰かが言い争う声がした。

声がする方を見ると“ボージン・アンド・バークス”と書かれたお店があった。

ここにも確か暖炉があったような気がする。

覗くだけ覗こう。

「スネイプくん？！」

「A！」

「A様…！」

「此処に出たのか…心配したよ？」

「すまない、」

スネイプくんは転んだ？のか煤だらけだ。

「こんな汚れて…バークス、ウチのものが失礼したね。」

「い、いえ！お気になさらず…！A様のお連れ様とも知らず失礼な態度を…」

「大丈夫だよ。失礼する。行くよ」