自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ5)

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自己紹介ページ5

「ふぁ〜、眠」

「おはようA。すごい寝癖ね笑」

朝起きるとナルシッサは制服に着替えて紅茶を飲んでいた。

「おはようルシー」

「ルシー？」

「うん、ルシー。昨日話したでしょ？あだ名の事」

「そうだったわね、どうしてルシーなの？」

「ルシウスとお揃いだから…？かな」

「ルシウスが勘違いしそうね。」

「良いでしょ。ルシルシ」

「なんだか、恥ずかしいわね。…それよりA、そろそろ着替えないと遅れちゃうわよ。」

「はーい。」

ハンガーにかけていた制服を来て適当に髪に櫛を通す。

「全然寝癖なおんない。」

何だこのボンバーヘアーは。

「私がやってあげるわ。ほら櫛かして？」

「ありがとうー。」

お～すごいすごい。

ルシーが櫛を通すとキレイに髪がストレートになっていく。

「すごーい、魔女みたいだね。」

「魔女よ。」

「そうでした。」

「マグルみたいなこと言わないの。」

「すいません。」

部屋を出るとスネイプくんも同タイミングで出てきた。

「あ、おはよう、スネイプくん。」

「おはようございます。先輩。」

「スネイプくん一緒にご飯食べない？」

「でも、」

スネイプくんはちらっとルシーを見る。

「遠慮はいらないわ。」

「わかりました。お邪魔します。」

「お邪魔じゃないし、わかりましたって嫌なら嫌って言って良いんだよ？」

「嫌じゃないです。行きます。」

抑揚がなさ過ぎて、感情がよくわからない。

逆に怖い。

「この後何の授業？」

大広間で私を真ん中に三人で食事を摂る。

「変身術です。」

「あー、楽しいよ変身術。あれ、ちょっと量少なくない？」

「先輩が多いんです。あの、先輩」

え、なんだ、

また無理に話さなくてもいいですよってか？

「何かな？」

「名前、なんですか」
「あれ？！教えてなかった？！」

もう教えてるとばっかり…

「A、あなたねぇ？」

そんな呆れたような視線を向けないでくれルシー。

「私A・A、よろしくね。」

「僕は…知ってますよね。」

「言って？」

「僕はセブルス・スネイプです。」

「改めてよろしくねスネイプくん！」

「よろしくおねがいします。……」

「ほらルシーも挨拶。」

「私はナルシッサ・ブラックです。以後お見知りおきを。」

「よろしくおねがいします。」

「そろそろ時間かな？」

「セブ！」