自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ34)

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スラグ・クラブページ34

「スネイプくんさスラグホーン先生のお気に入り？」

「なんでだ？」

「私スラグ・クラブなんだよね」

「あぁ、僕もだ。」

「じゃあよろしく！」

「は？」

「＿＿＿＿楽しんでくれたまえ！」

「パートナーはどうした？」

「いるよ」

「どこだ？」

「あそこ」

「セブルスか？…意外だな。」

今日はクリスマスパーティーを兼ねたスラグ・クラブのパーティーの日だ。

スラグホーン先生の挨拶と同時に音楽が流れ始め

パートナー同士で踊り始める。

「スネイプくん？そんな端っこに居ないでさ、踊ろーよ」

「い、嫌だ。」

「なんでよ〜」

「嫌なものは嫌だ。」

「もしかして……照れてる？」

「照れてない！」

「冗談だってっば」

否定しつつも顔は何故か真っ赤になっている。

「顔赤くなりやすいね。スネイプくん」

「一度もなった事はない…！」

嘘つけ。

「なんで赤くしてんのよ」

「してないって言ってるだろ！」

「ま、踊らなくても良いけどさ。」

「…そんなに踊りたいか」

「思い出として？」

「じゃあ……僕が大人になったら踊ってやる。」

「おー！約束ね！」

後輩「A先輩！」

「あー、後輩ちゃん」

後輩「パーティーで踊ってくれませんでしたね！酷いですよ！」

「ごめんごめん。じゃあ今からでもどう？」

後輩「良いんですか！お願いします！」

「ごめん、また後でねスネイプくん」

「あ、おい！」

「ありがとうね〜」

後輩「また踊ってくださいね！！」

「もちろん」

はー。あの子は体力が凄まじいな。

３０分も踊りっぱなし

「疲れたな…」

「ほら。」

「あ、スネイプくん！良いの？」

「早く飲め。疲れてるんだろ」

「なになに？急に優しくなっちゃって」

後ろからスネイプくんに話しかけられ、差し出されたのはオレンジジュースだった。

「ねぇ。やっぱり踊ろうよ」

「嫌だ」

初めては姫が良いかぁー？？？

そうかそうか

「パートナーになってくれてありがとうね」

「何だ。急に」

「いやぁ、無理やりだったかなって」

「……気にするな。」

「紳士〜」

そこらの貴族より紳士でかっこいいよ

言わないけどね