自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ4)

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監督生命令ページ4

「そう言えば、今年の一年生はかなりやんちゃそうだ。」

「何故そう思う。」

「スネイプくんに絡んでいた生徒はグリフィンドールの生徒だ。…でも後から二人くらいは増えるだろうね。」

特に注意がいるのはご子息様とあのジェームズ・ポッターとか言った天パの子。

「そうか…グリフィンドールは品がなくて困る。」

「品があってもなくても虐めと悪戯は嫌いだよ。」

「…そうだな。ならお前が守ればいい。」

「私が？」

「あぁ。あの子が虐められるのかも知れないのだろう？ならばそれを守れば、我が寮の生徒が虐められているなんて屈辱もなく、逆にグリフィンドールの評判を落とすことにも繋がる。」

「…でもどう守れと？授業も何もかも違うのに。」

「保護呪文でもかけておけ。それと放課後は基本的に側にいろ。」

「私個人の意思であの子一人を守ればどんな噂が出るか。」

「ならば監督生命令だ。あの子を守れ。」

「…了解。」

命令とあらばスネイプくんを守ることができる。

あの二人は絶対になにかする。

「分かったなら早く部屋にいけ。」

「もしかしてナルシッサと密会？？」
「黙れ。早くいけ」

「はいはい、おやすみ。」

「おやすみ。」

「はースッキリした。」

「A。おかえりなさい。」

「んーただいまー」

ベッドで優雅に本を読むナルシッサの肩によりかかる。

「やだ、ちょっと髪濡れているじゃない。」

「まだ髪乾かしてないからね。ね、いつものやって」

「…仕方なわいね。ほらあそこに座って。」

「はーい」

ソファーに座ると後ろからナルシッサが杖で髪を乾かしてくれる

「どう？気持ちいい？」

「うんー、気持ちいいよ」

「ありがとう」

「いいえ。これからは自分で乾かしてね。」

ナルシッサは私の隣に座る。

「やだーナルシッサがいい。」

「本当、私だけには甘えん坊ね。」

「ねぇ？」

「ん？」

「ナルシッサのことさシシーって呼んで良い？」

「構わないけれど…どうしたの急に。」

「ベラトリックスはナルシッサの事シシーって呼んでずるいなぁって思って。」

「もちろん良いわよ？」

「でも、ベラトリックスと同じは嫌だな。」

「新しいあだ名考えてくれる？」

「何が良いかな？…ってそうじゃない。したでルシウスが待ってるよ。」

「そうね、そろそろ時間だわ。」

「いってらしゃい」

「考えといてね。」

「もちろん！」