自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ30)

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世間の目ページ30

「皆、おかえり！怪我なく健康な姿で戻ってくれたこと嬉しく思う！では食事としよう！」

校長が挨拶をし手を叩くとテーブルには豪華な食事が並んだ。

「あら、新しい手袋に替えたの？」

「そうなんだ〜。ちょっと緩かったからさ」

残りの休日に特注で作ってもらった黒の革手袋。

ぴったりサイズでしっかり守られている感じがして

ちゃんと制御されているのがわかる。

「ん、コレ美味しい」

「父上からの伝言だ。あの御方がお前を気に入ったと。」

「あっそ。」

「何度でも言うぞ。私は誓う。」

「はいはい。」

「何の話？」

「なんでもないよー」

興味ないっての。

マグルを殺すだとか、純血の方が素晴らしいとか。

どっちも良いじゃダメなのか？

「あ、プレゼント気に入ってくれた？」

「えぇ！もちろんよ。綺麗なマフラーだったわ」

「ルシウスは？」

「…良い指輪だった。」

「光栄光栄」

後日で申し訳なかったが二人にはしっかりとプレゼントを送った。

ルシーにはマフラーを、ルシウスには蛇を模造した指輪を。

2つともしっかり寮カラーである緑色だ。

「スネイプくんも気に入ってくれたでしょ？」

「本にブレスレット、ありがとうございました。」

手首を見るとちゃんとブレスレットがしてあった

「着けてるんだ！うれしいなぁ。」

「でも、あの本！、すごく高かったでしょう」

「私、貴族なんですよね。結構地位高めの。」

「…」

「納得してくれたみたいかな？あ、でも＿＿＿」

「Aー！！！」

「姫！」

「ブレスレットありがとう！！」

「ブレスレットだって？！」

「うん。姫にもブレスレットをプレゼントしたんだ」

するとスネイプくんは自分の手首と姫の手首をキョロキョロと見比べ始めた

「どうしたのってあら！セブとお揃いね！！」

少し周りからの視線を感じたが無視無視。

「A！！！！」

「そんな怒らなくてもいいじゃ＿」

「ちょっとこっちに来て」

「セブどうしたの？」

「痛い痛い。力強くない？！」

「どうしたのさ」

「わからないのか！」

「わからないよ」

険しい顔をしたスネイプくんは大きな声で私に言った。

「セブ、どうしたのよ」

「リリーとお揃いなんて！」

「え…セブ、私とお揃い嫌…かしら、」

「違うよ、グリフィンドールの君とスリザリンの僕。リリーになにかあったら…」

「そう、それ言おうと思ったんだよね」