自由奔放なスリザリン生Ⅰ【親世代】 (ページ24)

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クリスマス休暇ページ24

「＿＿＿＿さぁ駆け足で解散じゃ！良いクリスマス休暇を！」

「スネイプくん残るの？」

「残ります。」

「そっか、クリスマスプレゼント送るね」

「いりません。」

「えー、じゃあまた、休暇明けにね」

「はい、」

「A、行くわよ」

「はーい！またねスネイプくん」

「はい。」

汽車に乗りルシーとルシウスそして…

「なんで君がいるのかな。ベラトリックス。」

「あたしが居てなにか都合の悪い事があるのかい？」

「ルシーと近いんだよ。」

「あたしは姉だよ？近くて当たり前さ。」

「二人共落ち着いて？」

「ルシウスもなんか言えよ。自分の婚約者が取られかけてるんだぞ。」

「姉妹なんだ。あの距離感は普通だ。おかしいのはお前だ。」

「あれー？」

「おかえり、皆。」

「ただいま帰りました。お父様。」

「お久しぶりです。＿＿＿シグナス様。」

汽車を下りるとブラック御夫妻とマルフォイ御夫妻がお出迎えをしてくれた。

「ルシウス」

「父上…！」

「お元気そうで何よりです。アブラクサス様」

「様なんてやめたまえ。お義父さんで構わないよ。」

「ルシウスくんもお義父さんと呼んでくれて構わないからね」

「お二人共お久しぶりです。」

家族で微笑ましい会話に申し訳ないが割り込み挨拶をする。

「Aくん！元気だったかい？」

「はい。」

「今日は私達の家に泊まるかい？」

アブラクサスさんがそういった。

嬉しいお誘いだが、お見合いの写真やら渡されても困るので今回はお断りさせてもらおう。

流石にだるいっす。

「申し訳ありません、お世話になりっぱなしですし、久々に家の掃除をしたいので」

「そうか、残念だ…」

「A、最近アブラクサスの方に泊まり過ぎじゃないか？レギュラスが君の事を気に入ってるんだ。近々来てくれ。」

「楽しみにしていますね。そろそろ失礼します。」

「またね。」

「また、パーティーで」

「ただいま。」

声をかけても誰からも返事はない。

それもそうだ。

私は一人暮らしをしている。

「母さん達ただいま。」

玄関に飾ってある二人の写真を眺める。

「さ、掃除しよっと〜。」

荷物を部屋におろし中身の整理をする。

「服は洗濯、あー、お風呂も洗わないと。」

掃除は嫌いじゃないけど、めんどくせー…

「背が高いと腰が…」

湯船を洗っていた手を止め腰をポンポン叩く。

「ﾎｫ〜」

「ん？」