復讐少女 [賢者の石] (ページ49)

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知らない感情ページ49

「ドラコ」

ﾄﾞﾗｺ「何でしょうか、父上？」

「グリフィンドールのA・Aという子を知っているか」

ﾄﾞﾗｺ「グリフィンドールですか？！」

「あぁ、恐らくドラコより先輩だ」

ﾄﾞﾗｺ「先輩ですか…すみません、わかりません…」

「そうか…その子と仲良くしなさい。」

ﾄﾞﾗｺ「グリフィンドールなのに…？」

「あの子は特別だ」

ﾄﾞﾗｺ「それだけ有名な純血一族なんですか？聞いたことありませんが…」

「今そんな事どうでもいい。兎に角、仲良くしなさい」

ﾄﾞﾗｺ「わかりました…」

あの子が欲しい

ダイアゴン横丁で初めてあったときから数週間たった

片時も彼女を忘れたことはない

何がそう思わせるのか

ただあの子が欲しい

手に入れたい

そばに置いておきたい

君の瞳に映る男は私でありたい、君の一番になりたい

今度はいつ会えるだろうか？

ダイアゴン横丁に通えば会えるのだろうか…

次会うときはMrマルフォイではなくルシウスと呼んでもらおう

「早く＿＿早く会いたい」

気持ちが高ぶる

まるでナルシッサと付き合ったばかりの頃のよう

でもそれとは少し違う感情

こんな感情は初めてだ

これは＿＿何という感情なのだろう