復讐少女 [賢者の石] (ページ42)

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修了式ページ42

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「また一年が過ぎた。最も優秀な寮の表彰をしようと思う。では得点の発表じゃ。」

大広間には「スリザリンが優勝ですよ」とわかりやすいようにスリザリンのタペストリーが飾られていた

この時点でスリザリン以外の空気はどんよりしている。

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「第四位グリフィンドール312点」

スリザリンの方からバカにするような笑い声が聞こえる

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「第三位ハッフルパフ352点。第二位レイブンクロー426点」

150点稼いだみたものの四位だったかぁ。ま、仕方ない

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「そして第一位はスリザリンじゃ。スリザリンの諸君よくやった。…しかし最近起きた出来事も加点しなければならないの。」

笑っていたスリザリンは真顔になり「嘘だろ…？」なんて顔をしている

ちょっといい気味。…こんな事言っちゃいけないか。

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「まず、ハーマイオニ・グレンジャー。冷静に頭を使い見事に仲間を救った。50点！」

その言葉にグリフィンドールは大きな拍手と大盛り上がり

本人は「ありえない…！！」なんて顔をしていて周りから褒められ顔を赤くしていた

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「次にロナウド・ウィーズリー。近年稀に見るチェスの名勝負をしてくれた。50点！」

ﾌﾚｯﾄﾞ「すごいぞロン！！！」

ﾊﾟｰｼｰ「僕の弟だ！！！」

ｼﾞｮｰｼﾞ「この話を聞いたらママ泣いて喜ぶぞ！！」

ウィーズリー家はロンの頭をぐしゃぐしゃと撫でている

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「次にA・A。先入観のない見事な推理で見事本当の真実に仲間を導いた。50点！」

ﾊｰﾏ「スリザリンを超えたわ！！」

周りからは「すごいぞ！」「流石だ！」なんて声が聞こえてくる

「…悪い人だな。」

ﾌﾚ・ｼﾞｮ「「流石だ！！！！」」

「わっ！！ちょっとっ！！」

勢いよく抱きついてきた頭も撫でられ髪はぐしゃぐしゃだ

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「そして四人目…ハリー・ポッター。その強い意志と卓越した勇気をたたえたい。60点！」

ﾌﾚｯﾄﾞ「ドンドン点が上がってくぞ！！」

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「そして最後に。敵に立ち向かうには勇気が必要じゃが友達に立ち向かうのはもっと勇気のいることじゃ。その勇気を称え10点を…ネビル・ロングボトムに！」

ﾊﾘｰ「ネビル！すごいよ！！！」

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙ「儂の計算に間違いがなければ飾りを変えなければならんの」

先生が手をパン！っと強く叩くと装飾はスリザリンからグリフィンドールへと変わった