復讐少女 [賢者の石] (ページ36)

今日:6 hit、昨日:24 hit、合計:67,916 hit

カギの鳥とチェスページ36

ﾛﾝ「うわぁぁぁぁぁ！！」

ロンは”ズドン”と落ちてきた

「大丈夫？」

ﾛﾝ「ふぅ…僕が落ちついてたおかげだね！」

ﾊﾘｰ「勉強してくれた二人のおかげでしょ。」

ﾊｰﾏ「…なにかしらこの音？」

「羽の音だね」

音の方へ向かうと、たくさんの羽の生えたカギがたくさん飛んでいた。

ﾊｰﾏ「不思議…こんな鳥見たことない…」

「私も初めて見るよ」

ﾊﾘｰ「きっと、この中のどれかがこのドアを開けるカギなんだ」

ﾛﾝ「意味ないかもしれないけど…アロホモラ！」

「ダメか…」

ﾊｰﾏ「どれなのかしら…、」

「アレだ、あの古い鍵、羽がボロボロのやつ」

ﾛﾝ「どうした？ハリー、とばないのか？」

ﾊﾘｰ「簡単すぎる…」

ﾛﾝ「スネイプにできたんだから君100年ぶりの最年少シーカーなんだから！」

スネイプ先生が箒に乗るなんて想像できないな…おもしろ

「頑張って〜」

ﾊｰﾏ「なんだろう、何だかとても嫌な予感がする…」

ﾊﾘｰ「なんだろうここ、墓地？」

ドアを開けた先には

ﾛﾝ「いや、墓地じゃない。チェス盤の上だ！」

「向こうにドアがある。」

ﾊｰﾏ「どうするの！？」

ﾛﾝ「チェスに勝って向こう側に行くしかないだろう！ハリー、君はビショップの位置に、ハーマイオニーとAはクイーン側のルークに、僕は…ナイトだ！」

私達は指示された場所に移動する

ﾛﾝ「まず、先手は白の向こうだ」

ﾊｰﾏ「まさか、本当に魔法使いのチェスをするんじゃないわよね！？」

ﾛﾝ「D-5へ！そうだよ、ハーマイオニー。これはまるっきり、魔法使いのチェスと同じだ。ルークをE-4へ！ポーンをC-3へ！！」

ﾊﾘｰ「うそ…ちょっとまってロン！」

ﾛﾝ「…わかった？ハリー、この次の一手で僕はクィーンに取られる。そうすれば君がチェックメイトだ！」

ﾊﾘｰ「やめるんだ！！他にも方法があるはずだ！！」

ﾊｰﾏ「どういうことなの！？」

「ロンは自分を犠牲にするつもりなんだ」

ﾊｰﾏ「そんな！ダメよロン！！」

ﾛﾝ「スネイプに石が盗まれていいのか！？ハリー、進むのは君なんだ！僕にはわかる、僕でもなくハーマイオニーでもなくAでもない！！君なんだ！！…ナイトをH-3へ！」

ロンはクィーンの攻撃によって馬から落ちてしまった

ﾊｰﾏ「ロン！！」

「動くな！！！まだゲームは終わってない！！」